2016年7月21日木曜日

黒岳 北鎮岳 北海岳 旭岳 縦走

北鎮岳山頂から


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山:黒岳 北鎮岳 北海岳 旭岳 縦走
標高:1984.3m(黒岳)、2244m(北鎮岳)、2149m(北海岳)、2290.9m(旭岳)
活動距離:24.61km
高低差:999m
累積標高上り 2,068m / 累積標高下り 2,076m
往路コース:
1日目:黒岳ロープウェイ→黒岳→黒岳石室→北鎮岳→黒岳石室 【合計:4時間25分】

1時間10分 黒岳ロープウェイ→黒岳
0時間15分 黒岳→黒岳石室
1時間35分黒岳石室→北鎮岳
1時間40分 北鎮岳→黒岳石室

2日目:黒岳石室→北海岳→間宮岳→旭岳→間宮岳→北海岳→黒岳石室→黒岳→黒岳ロープウェイ 【合計:8時間35分】

1時間40分 黒岳石室→北海岳
0時間50分 北海岳→間宮岳
1時間50分 間宮岳→旭岳
1時間20分 旭岳→間宮岳
0時間50分 間宮岳→北海岳
1時間00分 北海岳→黒岳石室
0時間15分 黒岳石室→黒岳
0時間50分 黒岳→黒岳ロープウェイ

体力度:★★★★★
危険度:★★☆☆☆
オススメ度:★★★★★
レベル:中級

トイレ:黒岳ロープウェイ乗り場、黒岳石室にもあります(日帰りの場合は協力金二百円必要)
トイレマップ:登山口と同じ

登山口駐車場:黒岳ロープウェイ乗り場にあり
登山口駐車場のGoogle Map:https://goo.gl/maps/gicwyNBeeF62

温泉:黒岳の湯 600円(ロープウェイの乗り場に100円の割引券あり)
温泉URL:http://www.sounkyo.com/kurodakenoyu.html
温泉MAP:https://goo.gl/maps/ZN7oj8yJPDA2

YAMAP:https://yamap.co.jp/activity/415231 (2016/07/21)
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 大雪山は日本百名山の一つとなっており、一つの山ではなくこの山域の山々の総称である。そのため大雪山系と呼ばれることが多い。この大雪山系には表大雪、北大雪、東大雪、十勝岳連峰に分かれており、さらにその中に多くの山がある。この中には北海道最高峰の旭岳(2290.9m)がある。
 今回は少し体力が必要だが、大雪山を存分に楽しむことができる黒岳 北鎮岳 北海岳 旭岳 を縦走するコースを紹介しよう。
 黒岳(1984.3m)は7合目までロープウェーとリフトを使っていくことができる。スタート地点で標高1530mからスタートだ。運が良ければすぐに雲海も見ることができる。
 


 
ウコンウツギ
撮影:2016/07/21

黒岳山頂までの途中


黒岳山頂までの木の階段

黒岳山頂

チシマキンバイ
撮影:2016/07/21

エゾツツジ
撮影:2016/07/21

黒岳石室

黒岳石室から北鎮岳方面へ



チングルマ
撮影:2016/07/21


北海岳山頂

北海岳山頂から白雲岳方面

北鎮岳の肩付近にて

イワヒゲ
撮影:2016/07/21


エゾノツガザクラ
撮影:2016/07/21

黒岳テント場

設計でワインを冷やす
 
エゾコザクラの群生
撮影:2016/07/21


北海岳山頂


イワギキョウ
撮影:2016/07/21

北海道最高峰 旭岳山頂




動画はこちら  (2016/07/21)










2016年7月17日日曜日

緑岳(松浦岳) 小泉岳 白雲岳 縦走

第一お花畑から緑岳が見える


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山:緑岳 白雲岳 縦走
標高:2020m(緑岳)、2230m(白雲岳)
活動距離:14.28km
高低差:999m
累積標高上り 1,222m / 累積標高下り 1,224m
往路コース:大雪高原温泉→緑岳→小泉岳→白雲分岐→白雲岳
復路コース:白雲岳→白雲岳避難小屋→緑岳→大雪高原温泉

登り:合計5時間50分
登山口~緑岳:3時間
緑岳~小泉岳:1時間40分
小泉岳~白雲岳:1時間10分

下り:合計4時間40分
白雲岳~白雲岳避難小屋:1時間30分
白雲岳避難小屋~緑岳:1時間
緑岳~登山口:2時間10分

体力度:★★★★☆
危険度:★★☆☆☆
オススメ度:★★★★★
レベル:中級

トイレ:高原温泉の登山口にあり
トイレMAP:登山口と同じ

登山口駐車場:登山口に駐車場あり。数重大駐車可能
登山口駐車場のGoogle Map:https://goo.gl/maps/wDwdsWmQoWs

温泉:高原温泉
温泉URL:http://www.daisetsu-kogen.com/
温泉MAP:登山口と同じ

YAMAP:https://yamap.co.jp/activity/408985 (2016/07/17)
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 緑岳(みどりだけ)は大雪山にある標高2020mの山だ。地図上は松浦岳(まつうらだけ)の名もある。登山口には大雪高原温泉に大雪高原山荘がある。宿泊も可能ですぐに温泉に入れることも魅力の一つだ。登山口から標高は1231mのため夏でも涼しい気温から登ることができる。このコースからは緑岳はもちろん、小泉岳(こいずみだけ)、赤岳(あかだけ)、足を延ばせば白雲岳(はくうんだけ)、北海岳(ほっかいだけ)、忠別岳(ちゅうべつだけ)に縦走することができる。9月中旬頃から緑岳と赤岳は紅葉が始まり、非常に多くの登山者が訪れるため交通規制がかかる。詳しくはこちらのサイトにて。
 今回は緑岳に登り、小泉岳、白雲岳までいく縦走コースを紹介しよう(緑岳から赤岳に縦走するコースの記事はこちら)。
 このコースの魅力は緑岳から小泉岳の道にある固有種を含む非常に多くの花畑が咲いていることだ。チョウノスケソウやホソバウルップソウ、コマクサはもちろん。非常に多くの花に巡り合うことができる。
 コースの登り始めは湯気が吹き出している間欠泉のそば通る。すぐに少し急な登山道を登ることになる。40分ほど登れば見晴台があり景色が良くなってくる。そこからさらに20分ほど登ると第一お花畑に到着だ。ここから一気に景色がよくなりチングルマの群生を見ることもできる。ここからしばらくは木道を歩くことになる。木道を過ぎると岩場を登る。ここの登りも非常に景色が良い。ナキウサギの生息地になっているため運が良ければ出会えるかもしれない。緑岳山頂からの景色は思ったほど良くない。山頂手前の方が良いだろう。体力がなくてもここから小泉岳へは必ず向かいたい。この緑岳から小泉岳への道がお花の聖地となっている。非常に多くの花々を見ることができるだろう。小泉岳まで行くと白雲岳の分岐がある。体力に限界を感じればここで引き返してもよい。白雲岳への道にも多数の高山植物が咲いている。歩きやすい道となっているためあまり苦労することはないだろう。山頂手前がガレ場になっており雪渓が残っている場合は慎重に登ろう。白雲岳山頂からの景色は大雪山を一望できる。雪渓のゼブラ模様も見ることができる。下山は同じ道を通らず白雲岳避難小屋を通ると良い。トイレも利用できる。


登山口駐車場と温泉

わかりやすい標識がある


ウコンウツギ
撮影:2016/07/17

アオノツガザクラ
撮影:2016/07/17

説明を追加

第一お花畑から緑岳が見える

キバナシャクナゲ
撮影:2016/07/17

エゾノツガザクラ
撮影:2016/07/17

チングルマ
撮影:2016/07/17


この時期は第一お花畑付近はまだ雪渓が残っている



ツマトリソウ
撮影:2016/07/17

エゾコザクラ
撮影:2016/07/17


エゾウサギギク
撮影:2016/07/17

ヨツバシオガマ
撮影:2016/07/17


イワブクロ
撮影:2016/07/17

木道を過ぎるとガレ場を登る。ここからの景色も最高だ

イワヒゲ
撮影:2016/07/17



エゾツツジ
撮影:2016/07/17

ホソバウルップソウ
撮影:2016/07/17

緑岳山頂から小泉岳へと進む道

チョウノスケソウ
撮影:2016/07/17

キバナシオガマ
撮影:2016/07/17

コマクサ
撮影:2016/07/17

ミヤマリンドウ
撮影:2016/07/17


ミヤマアズマギク
撮影:2016/07/17


ハクサンイチゲ
撮影:2016/07/17

白雲岳山頂


エゾタカネツメクサ
撮影:2016/07/17



動画はこちら (2016/07/17)