2019年9月30日月曜日

沢登りで松葉杖生活となった



沢登りの下りで、つるんと滑って転んだ結果、靭帯損傷して捻挫となりました。


【捻挫のきっかけ】



きっかけとなった山行は、9月中旬にいった羅臼岳の沢登り。

登りはサシルイ川海豊川(グレード:!!)

下りはサシルイ川の右股(グレード:!!)を下山予定でしたが、登りの最中にあまりのヌメヌメに下りはグレード落とすか、登山道を降るか行儀の末、登山川(グレード:!)を降ることを決定したが、今思えばこれが悪かったかもしれません。

ヌメるのでかなり気を付けていましたが、本当になんでもないところで、転びました。

通常ならお尻を打つところでしたが、この時は右足が滑って、左有は滑らずにお尻から落ちて左足首が90度左に曲がって「ボキッ!」と音がしました。

この瞬間に「どこか折れた!」と思いました。

少し歩いて休憩してから歩こうとしたところ、左足首をあまり曲げずに歩けば歩けたためゆっくりと下山。通常よりかなり時間かかりましたが無事下山することができました。

歩けなかったらその時点で遭難だったので、不幸中の幸いでした。

【病院にいった結果】


後日病院にいったところ、前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)損傷との診断。

全治4週間。その後もリハビリが必要とのこと。

腫れていたため、1週間仮固定、その後ギプスですよと言われ松葉杖に。。。

生まれて初めて松葉杖で歩きましたが、そりゃあもう本当に辛かった。

5分でいける道が、15分くらいかかる。そしてそれくらい歩くだけでも汗だくになるし、手が痛くなります。あざができるほどです。


【通勤での苦労】


捻挫して松葉杖で辛くても、翌日は気合で仕事に行きました。

地下鉄で通勤。駅降りてから職場にいく8分程度の道で、20分くらいかかり地獄の通勤。。。

会社で汗だくだけど、水を飲むのも一苦労。松葉杖だと上下に体が動くし、両手も松葉杖でふさがっているので飲み物を運べないのです。会社は紙コップの自販機やウォーターサーバーの飲み物も運べない。

トイレにいくのも大変なので、コーヒーを控えて、水も控えて水分不足。

幸いデスクワークだから仕事中の移動はなかったけど、日常生活が送れないストレスで通勤は一日で挫折しました。

致し方なく翌日からは有給を取得。

【家での苦労】


家にいても大変なことは続きます。

食事の用意等は家族にやっていただきましたが、お風呂が大変。

左足に包帯グルグル巻きなので、濡れないようにしないといけません。

最初は大きめのビニール袋に足を入れてセロハンテープで閉じていましたが毎回面倒。

全治4週間で毎日これをやるのは大変なので、かぶせるだけで濡れない便利アイテムを購入しました。



これで毎回テープを使って閉じていた苦労が軽減されてずいぶんと楽になりました。素晴らしい商品!!


【通院1週間目の病院】


前回の診察では1週間仮固定で、腫れが収まってからギプスと言われていました。

全治は4週間なので残り3週間を、ギプスで松葉生活だと覚悟して病院へ。

結果は良くなっていたのか、サポーターにしましょうとのこと。

この医療用のサポータをつけていれば松葉杖がなく歩けるのです!


松葉杖がない生活。

感動しました。歩けるって幸せ。


サポーターでガッチリ固定しているので左足は動かしにくいけど、歩けるのです。

(でも運動はダメですよと言われました。当然ですが)

サポーターは1万4千円ほどする高級なものですが、保険の申請のようなものをすればある程度お金が戻ってくるようです。


【サポーター生活のその後 通院1週間~4週間目】

このブログを書いている時点では、まだサポーター生活を送っています。

今後は4週間経過後の結果やリハビリ生活について書いていこうと思います。

2019/10/10追記

病院にいったところ、治っているとのことでした。

医師からは念のためあと1週間サポーターを装着。1週間後問題なければ何をしても良いとのことでした。まだ1週間はクライミングや登山は禁止とのこと。

自転車はOKでたので、クロスバイクで力いっぱい走ってきました。4週間ぶりの運動。超気持ちいイイ。

あと1週間は登山やクライミングは禁止とのことですが、我慢できずに片足クライミングをやってみました。
バランス悪すぎて、無理やり腕の力で上げなきゃいけない感じが辛い。。

不注意で足強く突いてダメになったらいやなので、クライミングもあと一週間お預けすることにしました。

1週間後が楽しみです。

2019/10/31 追記

10/17に追記予定でしたが、忙しくてなかなか病院に行くことができませんでした。
しかし、普通に歩く分には問題なく、登山の時やクライミングのときに一定の方向になったときに痛くなる程度だったので、しばらく放置していました。
知人の理学療法士にも最初はそういうものだと聞いていたので、少しずつストレッチをして過ごしていました。

でもやっぱりまだ、クライミングで左足で思い切り膝を入れて踏み込んだときや、登山の下りでちょっと痛むので念のため病院へ。

結果、まだ治って間もないのでそういう痛みはあるとのことでした。そして、クライミングと登山のときはまだサポーターした方が良いとのお医者様に言われました。今までしていなかったので、これからはするようにします。

これでさらに2週間経過後も痛みが続けばまた病院きてねとのことでしたー。

どうなっているか、2週間後の11月13日に追記予定です。







八雲 ヤクモ飲料の湧水 [北海道の湧き水、名水ガイド]



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場所:八雲

名称:ヤクモ飲料の湧水
住所:北海道二海郡八雲町山越
Google MAP:https://goo.gl/maps/2jAfyEwFy4EHgynT7

利用期間:通年
利用時間:24時間
水の硬度:99.7mg/L
取水口の箇所:1箇所5本
人気度:★★★☆☆

問い合わせ先:ヤクモ飲料 Tel:0137-62-4578
公式サイト:なし
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駐車場には自動販売機が設置されている

 ミネラルウォーターを販売する株式会社ヤクモ飲料の工場敷地内にある名水スポット。
工場入り口の百万庭園の手前に取水施設がある。
 ここの水はカルシウム分が多く、天然水メーカーとしては国内トップクラスの含有量とのこと。カルシウムには滅菌作用があるため水質が変化しにくいという利点がある。緑茶や紅茶にも合い、洋食にはとても合う水とのこと。


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【硬度について】

 水中カルシウムとマグネシウムの量を表しています。
 WHO飲料水質ガイドラインに基づく分類は次の4つ。

1. 0mg/L~  60mg/L以下 軟水 (アルカリイオンの水、クリスタルガイザー等)
2. 60mg/L~120mg/L  中程度の軟水 (ボルヴィック)
3. 120mg/L~180mg/L    硬水 
4. 180mg/L 以上  非常な硬水  (エビアン 304mg/L)

FaceBookグループ「北海道の湧き水、名水」を作りました。情報交換や最新情報、そして水組み時の写真や動画を共有しましょう。ぜひご参加ください。
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2019年9月25日水曜日

iPadOSでiPhoneのインターネット共有ができない


使用スマホ
iPhone X
ソフトウェアッバージョン iOS 12.4.1

iPad Pro 11 インチ  発売年:2018 年
ソフトウェアッバージョン iPadOS  13.1

この状態でiPadをデザリングでネットに繋げようとしたらなぜか写真のようにクルクル回ったまま接続できない。

これはiPhoneのソフトウェアもバージョンアップしないといけないということか。。。

都思ってブログを書いている途中に気がついたら接続されていた



しかし、新しい表示があった

省データモード

何かと思って調べてみると、その名の通りデータ通信量を節約するものらしい

FaceTimeの画質を落としたり、ミュージックのストリーミングの音質低下を犠牲に通信量を節約するモードとのこと

これはiOS13の機能らしいがまだアップデートしていないので、なぜこれが出てきたのか謎。

とりあえずしばらく経過してから繋がったので安心した。




2019年9月20日金曜日

【沢登り】羅臼岳 サシルイ川海豊川〜登山川

核心となる三段の滝は2段目までザイルなしで直登
3段目は登れないため左岸を高巻くザイルは必要だ

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山: 羅臼岳
標高:1660m
活動距離:18.8km
高低差:1340m
累積標高上り/下り 2,468m / 2,313m
往路コース:サシルイ川海豊川
復路コース:登山川

1日目
登り:9時間 標高900m C1まで

2日目
登り:2時間(C1から羅臼平まで) ※羅臼岳山頂まではここから往復1時間30分
下り:6時間30分 (羅臼平から登山川入渓地点まで)

体力度:★★★★☆
危険度:★★★☆☆
オススメ度:★★★☆☆
レベル:中級

トイレ:なし
トイレMAP:なし

駐車場:駐車帯 4台程度
駐車場のGoogle Map:https://goo.gl/maps/YynxvjJxsajv77M7A

温泉:熊の湯(無料)
温泉URL:http://www.hokkaidolikers.com/articles/2340
温泉MAP:https://goo.gl/maps/TfHQqFUj83WDojzQ6

YAMAP:https://yamap.com/activities/4587303 (2019/09/14-15)
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 一般的にサシルイ川と呼ばれている沢だが、地形図上は海豊川となっている。
 登山口となるサシルイ川河口にあるサシルイ自然公園の駐車スペースがある。ここから公園を通過してダムの上から入渓となる。
 標高300mくらいまではダラダラとした川原歩きとなる。標高350mで沢登りらしくなり、小滝が連続する。標高530mで15mほどの滝がある。難しくないが落ちると岩のためロープがあると安全だ。標高600m二股では確信となる3段の滝がある。2段目まではザイルなしで直登できる。3段目は草付きを高巻くが、岩盤でバイルが刺さらないためザイルで確保した方が良い。
 2019/09/14-15はおそらく秋特有のヌメヌメが大量発生しておりかなり危険なヌメリが多数あった。
 そのあとは階段状の滝がありシャワークライムで登る。その後いくつか小滝を超えてナメ床があり癒やされる。
 標高900mが快適ではないがテン場に使える(他に良さそうな場所は少ない)。
 標高900mのテン場から2時間ほどで羅臼平にいける。一度水は枯れるが、最後の水場は1180mで枝沢から出ている。
 羅臼平から山頂まで往復1時間30分だ。
 下りに使う羅臼平から登山道を使い屏風岩を過ぎて「泊場」となっているところから登山川に入渓する。硫黄の川で赤と白のカラフルな沢で面白い。
 標高350mの滝のみ懸垂下降が必要で、他は高巻いて降りることができる。
 最後に知床大橋が見えてきたら真下まで行き、沢を渡渉してトンネル横から道路に戻る。
 羅臼町まで行けば「羅臼営業所」から「知円別線[阿寒バス]」に乗れば自然公園行きのバスが出ているが、本数が少ないため要注意。
 知床大橋からバス停となる羅臼営業所までは徒歩45分。知床国立公園羅臼温泉野営場に泊まるなら荷物を置いてから車回収すると楽だ。 











橋の手前にあるサシルイ自然公園への入口

駐車スペース



公園を通過させていただく





ウスヒラタケがあった
撮影:2019/9/14


途中にはヒグマの足跡

途中にはナメ滝もある

標高350m
左岸からの飛沫を浴びながら通過
この辺りから小滝が増えてくる

簡単に登れる小滝が連続する

大きな巌が邪魔で少し登りにくい

標高530m 15mの滝

標高530m 15mの滝
足場はしっかりあるが、ロープが欲しいところ

この後も滝をいくつか超えていく



標高600m 二股
左股は屏風岩へと続くナメ滝
右股が登ることになる三段の滝

核心となる三段の滝は2段目までザイルなしで直登
3段目は登れないため左岸を高巻くザイルは必要だ

2段目を登る

三段目の高巻き
岩盤のためバイルは効かない

核心を越えると階段状の滝がある
左岸を登ればザイルはいらないだろう
シャワークライムとなる


核心を越えるとナメで癒やされる




標高900m 本日のテン場
木が多く、あまり快適とはいえない
しかし他に良さそうな場所はなかった

標高900mを過ぎると川幅は極端に小さくなる

この後すぐに枯れるがまだ最後の水場ではない
標高900md

標高900mのわかりにくい二股を左に誤って行ってしまったため、
右の沢に乗っ越すところ
すぐに気づけば苦労なくん乗っ越せる

完全に枯れる

標高1000mの涸滝は右岸を高巻く


標高1180mで枝沢から最後の水場がある
ここの水が一番美味しい

標高1150mあたりからはヒグマの獣道が登山道のようになっている
かなり歩きやすい

快適な登山道

砂礫帯を抜けて登山道に合流する

羅臼平から羅臼岳三梃

羅臼平

登山道を下り


屏風岩


地形図に「泊場」と出ているところから、
下りに使う登山川へ入渓する
時々登山道と合流する

イオウゴケ 地衣類

登山川は硫黄が強く、赤や白でカラフルな沢だ

標高770m 2段の滝滝は1箇所を除き、高巻いて降りることができる

標高770m 2段の滝は大きく高巻いた

標高500m ナメ滝
ここも高巻く

キヌガサタケに見えるが、図鑑を見るとちょっと違う

標高350mの滝は懸垂下降

下ると橋が見えるので、橋の下までいくとトンネル横を登るルートが見える

トンネル横を登って道路に出る

動画はこちら