夕張マッターホルンの山頂にて |
「まこちゃんは山屋じゃない」と何人かに言われました。自分では山屋だと思っていたので、誰かに「まこちゃんは山屋ですか?」の質問にそうですよと回答したのがきっかけでした。
普通に山にたくさん登っていれば山屋かと思いましたが、自分よりも経験値が高い方たちにとっては、全然違うみたいです。
僕の場合、よく言われたのが「山屋」じゃなくて「スキーヤー」でした。確かに山スキーが一番大好きだけど、夏山登山、沢登、岩登り、アイスクライミングだっていろいろやります。もう立派な山屋だと思っていましたが、全然違うみたいです。
【山屋とは?】
ラサウヌプリ 左からしんちゃん、サリー、まこちゃん ※よく山に行く仲間の中で最強のメンバー |
では山屋とは何なのでしょうか。よく一緒にいく山屋と呼べるサリーに聞いたところこんな答えが返ってきました。
-山屋っていうのは、自然の中に入って危険な思いや苦労をするけど、考えて解決したり、自分の山を積み重ねて頑張ったりしてまで山が好きってことじゃないかなと思う。ー
山で暮らすことを好む人みたいな、無条件の自然愛みたいな。ヨーロッパの克服する自然ではなく、日本古来の観察する自然観みたいなイメージ。-
単純に山に入る人じゃなくて、ひたむきに山に向き合っている人という感じのようです。う~ん、確かにそういわれるとそうじゃないような、でも自分としては山屋なんじゃないかと思ってしまうような。。。
ちなみに調べた限り初心者のための登山用語さんのサイトでは以下のように定義されていました。
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山屋とは、山が好きな人、本格的な登山をする人のことをいう。スキーをする人たちのことをスキーヤーと呼ぶようになってから、それに対抗するかのように山屋と呼び始めたとか、起源は定かではない。
山屋という言葉は感覚的なもので、定義があるわけではないが、本格的登山を趣味とする人たちは自分のことを山屋と呼ぶ人が多い。自分のことを自嘲的に山屋と呼ぶ人もいる。沢登りをメインにする人は沢屋と言う。山屋の位置づけとしては登山家・アルピニスト>山屋>トレッカー>ハイカーといったところだろうか。職業としてではなく、趣味として登山をするが、高度な登山技術や知識を持ち合わせており、装備や道具などにこだわりを持つ人も多い。登山条件が厳しい冬山でもテントを持って登山している。
なお、登山を趣味ではなく専門家として高所登山する人たちのことは登山家といい、山岳ガイドを仕事にしている人たちも、山岳救助隊の人たちも、山屋とは言わない。
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みなさんが考えている「山屋」とはどんなものですか?
サリーのクライミング |
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