ニペどん! |
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山:ニペソツ山
標高:2012.7m
活動距離:19km
高低差:1200m
累積標高上り/下り 1646m / 1646m
往路コース:幌加温泉コース
往路コース:幌加温泉コース
復路コース:幌加温泉コース
登り:6時間
下り:4時間20分
体力度:★★★★★
危険度:★★☆☆☆
オススメ度:★★★★★
レベル:上級
トイレ:大雪除雪ステーション
登山口駐車場:駐車場については後述で詳しく記載
登山口駐車場のGoogle Map:https://goo.gl/maps/5NGxM5gGBUWCmGBr5
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東大雪にあるニペソツ山は日本二百名山の一つ。ニペソツ山へ向かう途中に見える急峻な山容が勇ましく美しい。
通称「ニペどん」と呼ばれるインスタ映えする写真が撮れることで有名だ。
この山は「十六の沢コース」、「幌加温泉コース」があるが、2016年の台風の影響による林道崩壊で、十六の沢コースは登ることができない。林道復旧の見通しは立っていない。
そのため、この山の登山ルートは「幌加温泉コース」一つとなる(2020年現在)
この山では三つの注意点があるため気を付けていただきたい。
幌加温泉コースの登山口は手前から登るルートと、奥の林道車止めから登ることができる。林道の状態が良くないため、車高の低い車は林道入り口手前で駐車することになる。この場合は約2kmの林道歩きが必要になる。
車高が高い車は奥までいけるが、奥も駐車場がせいぜい10台程度だ。とても人気の山で、週末には車で一杯になる。できるだけ車を乗り合わせる工夫をしていただきたい。トイレと乗り合わせを考えて「大雪除雪ステーション」で事前に集合するのが良いだろう。
1~2用のテントで10張程度。3~4人用だと3張程度しか張れないと思われる。5人くらいが入る大きいスペースに限っては一つくらいしかスペースがない。
そのため、人数が多い場合でも基本的に1~2用のテントを持っていくと良い。
なお、ここのテントスペースは稜線上にあり、風が強いと強風にさらされる。深夜の風も確認し、風が強い日はテント泊はしないようが良い。
日帰りでいけるなら、日帰りで行ってしまった方が楽だ。
登山口から樹林帯では水が常に出ているようで、いつもドロドロな道がある。よく整備された登山道なら木が敷き詰めてあるが、ここは少ない。足首まで泥にまみれることは間違いないため、登山靴はミドルカットかハイカットで、必ずゲイター(スパッツ)は用意しよう。なお、下山時に沢をいくつか横切るため、泥を落とすことができる。
予め登山靴に撥水スプレーをしておいた方が良い。
泥汚れを落とすタワシを登山中にもっておくと下山時に汚れを落とすことができる。
なお、登山口のすぐ近くにある幌加温泉湯元 鹿の谷は完全混浴となっており女性が入浴するにはかなり厳しい。詳しくは元CAの混浴体験記を読まれたし。南下してぬかびら温泉に行くのが現実的だろう。
幌加温泉コース序盤の登山道は樹林帯を歩く、ここでは小さな沢を三つほど渡渉することになる。そしてその前後には泥ドロぐちゃぐちゃな道を歩くことになる。沢があるため水を補給することができるが、コース序盤のため、あえてここで補給するメリットは少ない。
スタートから標高1535mにある展望台までは景色は望めない。それまで針葉樹林の樹林帯を歩く。日陰のため比較的涼しいが風は通らない。
動画はこちら
東大雪にあるニペソツ山は日本二百名山の一つ。ニペソツ山へ向かう途中に見える急峻な山容が勇ましく美しい。
通称「ニペどん」と呼ばれるインスタ映えする写真が撮れることで有名だ。
#ニペどん
この山は「十六の沢コース」、「幌加温泉コース」があるが、2016年の台風の影響による林道崩壊で、十六の沢コースは登ることができない。林道復旧の見通しは立っていない。
そのため、この山の登山ルートは「幌加温泉コース」一つとなる(2020年現在)
この山では三つの注意点があるため気を付けていただきたい。
【1.核心の荒れた林道と狭い駐車場問題】
幌加温泉コースの登山口は手前から登るルートと、奥の林道車止めから登ることができる。林道の状態が良くないため、車高の低い車は林道入り口手前で駐車することになる。この場合は約2kmの林道歩きが必要になる。
車高の低い車はこの林道入り口手前まで |
車高が高い車は奥までいけるが、奥も駐車場がせいぜい10台程度だ。とても人気の山で、週末には車で一杯になる。できるだけ車を乗り合わせる工夫をしていただきたい。トイレと乗り合わせを考えて「大雪除雪ステーション」で事前に集合するのが良いだろう。
駐車スペース |
【2.狭いテントスペース問題と風問題】
この山は広いテント場が少ない。基本的に1~2用のテントスペースとなる。1~2用のテントで10張程度。3~4人用だと3張程度しか張れないと思われる。5人くらいが入る大きいスペースに限っては一つくらいしかスペースがない。
そのため、人数が多い場合でも基本的に1~2用のテントを持っていくと良い。
なお、ここのテントスペースは稜線上にあり、風が強いと強風にさらされる。深夜の風も確認し、風が強い日はテント泊はしないようが良い。
日帰りでいけるなら、日帰りで行ってしまった方が楽だ。
テン場に使えるスペース |
【3.泥ドロぐちゃぐちゃ問題】
泥どろぐっちゃ! |
登山口から樹林帯では水が常に出ているようで、いつもドロドロな道がある。よく整備された登山道なら木が敷き詰めてあるが、ここは少ない。足首まで泥にまみれることは間違いないため、登山靴はミドルカットかハイカットで、必ずゲイター(スパッツ)は用意しよう。なお、下山時に沢をいくつか横切るため、泥を落とすことができる。
予め登山靴に撥水スプレーをしておいた方が良い。
泥汚れを落とすタワシを登山中にもっておくと下山時に汚れを落とすことができる。
なお、登山口のすぐ近くにある幌加温泉湯元 鹿の谷は完全混浴となっており女性が入浴するにはかなり厳しい。詳しくは元CAの混浴体験記を読まれたし。南下してぬかびら温泉に行くのが現実的だろう。
林道車止めの登山口標識 |
幌加温泉コース序盤の登山道は樹林帯を歩く、ここでは小さな沢を三つほど渡渉することになる。そしてその前後には泥ドロぐちゃぐちゃな道を歩くことになる。沢があるため水を補給することができるが、コース序盤のため、あえてここで補給するメリットは少ない。
スタートから標高1535mにある展望台までは景色は望めない。それまで針葉樹林の樹林帯を歩く。日陰のため比較的涼しいが風は通らない。
途中にあるただの沼 |
樹林帯は標識くらいしか撮影するものがない |
樹林帯を抜けるとやっと風が通る |
標高1535mの展望台より |
標高1662mのポコは少し広いスペース |
1662ポコとニペソツ稜線への間のコル 高山植物が多数自制しており、とても良い雰囲気だ |
チシマフウロ |
エゾウサギギク |
エゾコザクラ |
稜線まで出るとガレガレしてくる |
ニペソツ山がみえた |
今回は稜線一番手前のスペースて宿泊 |
コマクサ |
一番奥のテント場には携帯トイレ小屋がある ※この時は戸があまり開かなかった |
天気が良ければ星が見えるだろう |
月明かりとテント |
朝起きると雲海だ |
荷物をデポして山頂へ向かう |
途中にもたくさんの花畑がある |
ニペどんになってきた |
雪崩で亡くなった方の慰霊碑があった |
朝日と雲海 |
後ろを振り返ると歩いてきた天狗岳 |
山頂までもう少し |
山頂手前はガレ場 ナキウサギがたくさんいる |
あと少し |
ニペソツ山山頂からの雲海 |
山頂にて |
山頂からの花と稜線 |
山頂雲海コーヒー |
動画はこちら
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