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山:札内岳
標高:1895.2m
活動距離:42.5km
高低差:1455m
累積標高上り/下り 4,193m / 4,163m
往路コース:キネンベツ沢
復路コース:札内川本流
登り:
1日目:7時間
2日目:9時間
3日目:6時間
下り:
1日目:0時間
2日目:2時間
3日目:8時間
体力度:★★★★☆
危険度:★★★★☆
オススメ度:★★★☆☆
レベル:中級
トイレ:札内川ヒュッテ(水なし、紙なし)
トイレMAP:登山口と同じ
清潔度:★★☆☆☆
駐車場:登山口にあり
駐車場のGoogle Map:https://goo.gl/maps/CnKVU1p3t6z
温泉:新嵐山荘(270円)
温泉URL:http://shin-arashiyama.jp/institution/
温泉MAP:https://goo.gl/maps/QunCNjWGZt62
YAMAP:https://yamap.co.jp/activity/1099666 (2017/08/12-14)
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札内岳(さつないだけ)は日高山脈にある標高1895.2mの山だ。登山口には無料で使用できる札内川ヒュッテがある。この山小屋にはマキストーブがあるが水が出ない。宿泊する場合は必要な水はすべて持参する必要がある。これより少し手前に札内川園地キャンプ場があり、無料でトイレも水もあるため、前泊するならこのキャンプ場がオススメだ。
なお、札内川ヒュッテまでの道路は2018年7月現在、通行止めになっており5kmほど手前に駐車する必要がある。事前に北海道地区道路情報を確認しよう。
【1日目】
ルートの最初は通行止めになっているトンネルからスタートする。この道路は開発途中にナキウサギの生息地があるため中止になった中途半端んな道路になっている。トンネルはいくつかあるが中途半端な感じに作られているのはそのためだ。
一つ目のトンネルを越えるとコイカクシュサツナイ岳、1839峰への登山口がある。さらにその先にいくと七の沢分岐があり、ここからはカムイエクウチカウシ山(通称カムエク)への道がある。ここまで約2時間だ。
ここからは沢の渡渉となる。フェルト靴の場合はすり減らないようにするためここまで登山靴で歩いていくのがいいだろう。
七の沢分岐からカムエク分岐(八の沢)までは1時間ほど。途中には巻道が多数あるため巻道を進むと早い。そこからさらに4時間ほど進むと今回のC1(第一キャンプ)となる。
【二日目】
この日は夜中から雨が降っていたため様子をみてスタートを1時間遅らせる。朝5時のスタートだ。ここから進むとすぐに真っ直ぐ進めば全身濡れそうな滝がある。ここは高巻いていくこと濡れずに済む。
そのあともいくつもの滝が連続している。上手く高巻きながら進みたい。途中で3度ほどロープを出し、リードはザックを降ろして登る。今回のコースでは3回ほどザックを引き上げた。
標高1100m付近に雪渓があったが、とくに問題なく通過できた。
標高1200mほどで20mの滝が現れる。ここは慎重に登りたい。標高1420mほどで大きな岩壁があり、直登するのは不可能となる。ここは藪を漕いで左の尾根を乘っ越していく。沢に出ると途端に歩きやすい道をなり、水も確保できる。落石に注意しながら進む。標高1500mくらいからはひたすら藪漕ぎをして山頂を目指す。尾根に出ると踏み跡があり、ハイマツ漕ぎをしながら山頂を目指す。山頂には三角点があるのみで標識はない。
ここからの下山は札内川本流を下山する。ざれ場を下り、沢に入る。ここで下山口を間違えると大変なので慎重に降りよう。しばらく水が流れているが、途中から土砂で沢が完全に埋まった沢をひたすら歩く。
【3日目】
とくに難所はない。転倒に気をつけながらひたすら下山。札内川とキネンベツ沢の分岐点へ戻り、札内川ヒュッテへと戻る
動画はこちら
なお、札内川ヒュッテまでの道路は2018年7月現在、通行止めになっており5kmほど手前に駐車する必要がある。事前に北海道地区道路情報を確認しよう。
札内川ヒュッテ。無料で薪ストーブも使えるが、水はない。 |
このトンネルを抜けていく |
【1日目】
ルートの最初は通行止めになっているトンネルからスタートする。この道路は開発途中にナキウサギの生息地があるため中止になった中途半端んな道路になっている。トンネルはいくつかあるが中途半端な感じに作られているのはそのためだ。
一つ目のトンネルを越えるとコイカクシュサツナイ岳、1839峰への登山口がある。さらにその先にいくと七の沢分岐があり、ここからはカムイエクウチカウシ山(通称カムエク)への道がある。ここまで約2時間だ。
トンネルを抜けてもさらに覆道がある |
途中に崩壊した林道がある |
七の沢分岐 |
標識もある |
ここからは沢の渡渉となる。フェルト靴の場合はすり減らないようにするためここまで登山靴で歩いていくのがいいだろう。
七の沢分岐からカムエク分岐(八の沢)までは1時間ほど。途中には巻道が多数あるため巻道を進むと早い。そこからさらに4時間ほど進むと今回のC1(第一キャンプ)となる。
このような道をひたすら進む |
途中の巻道 |
とくに難所もない |
テント場でキャンプ |
【二日目】
この日は夜中から雨が降っていたため様子をみてスタートを1時間遅らせる。朝5時のスタートだ。ここから進むとすぐに真っ直ぐ進めば全身濡れそうな滝がある。ここは高巻いていくこと濡れずに済む。
テント場からすぐに高巻くか真っ直ぐ行くか |
この日は気温が低いため濡れないように高巻いた |
そのあともいくつもの滝が連続している。上手く高巻きながら進みたい。途中で3度ほどロープを出し、リードはザックを降ろして登る。今回のコースでは3回ほどザックを引き上げた。
ここは右側を高巻くのが良い |
かなり落差のある滝だ |
ロープを出していく |
標高1100m付近に雪渓があったが、とくに問題なく通過できた。
標高1200mほどで20mの滝が現れる。ここは慎重に登りたい。標高1420mほどで大きな岩壁があり、直登するのは不可能となる。ここは藪を漕いで左の尾根を乘っ越していく。沢に出ると途端に歩きやすい道をなり、水も確保できる。落石に注意しながら進む。標高1500mくらいからはひたすら藪漕ぎをして山頂を目指す。尾根に出ると踏み跡があり、ハイマツ漕ぎをしながら山頂を目指す。山頂には三角点があるのみで標識はない。
ここからの下山は札内川本流を下山する。ざれ場を下り、沢に入る。ここで下山口を間違えると大変なので慎重に降りよう。しばらく水が流れているが、途中から土砂で沢が完全に埋まった沢をひたすら歩く。
【3日目】
とくに難所はない。転倒に気をつけながらひたすら下山。札内川とキネンベツ沢の分岐点へ戻り、札内川ヒュッテへと戻る
動画はこちら
まこっちゃん、お疲れ様でした。
返信削除トシちゃん@千歳です。
まこっちゃん体力アルネ、今回の焚火担当ありがとうございました。
機会あればまたご同行を願います。
コメントありがとうございます!
削除ぜひまたよろしくお願いします^^
このコメントは投稿者によって削除されました。
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