前十勝からみる風景 |
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山:前十勝
標高:1790m
活動距離:6.35km
高低差:779m
累積標高上り/下り 733m / 801m
往路コース:カバワラ尾根コース 復路コース:カバワラ尾根の隣コース
登り:3時間
下り:1時間
体力度:★★★☆☆
危険度:★★★☆☆
オススメ度:★★★★☆
レベル:中級
トイレ:白銀荘(朝6時から空いています)
トイレMAP:登山口と同じ
登山口駐車場:白銀荘前キャンプ場。広い駐車場で車中泊も可(有料:500円)
登山口駐車場のGoogle Map:https://goo.gl/maps/CFv4gCBGFEt
温泉:吹上温泉白銀荘(600円)
温泉URL:http://www.navi-kita.net/shisetsu/hakugin/access.html
温泉MAP:登山口と同じ
YAMAP:https://yamap.co.jp/activity/2968926 (2019/01/13)
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前十勝(まえとかち)は十勝岳の前衛峰となり。美しい三角形の姿をした山だ。周囲の火口から出る噴煙で迫力のある風景が見える。
岩が多い山で深雪がすぐに露岩帯に変わることもある。そのため積雪が安定する2月中旬以降がお勧めだ。それ以前にいくとチョコチップ(雪の下に隠れた岩)でスキーを傷つける可能性が高い。
登山口は白銀荘からとなる。白銀荘からは三段山や富良野岳のジャイアント尾根へもアクセスが良いため連泊して周囲の山を登る登山者が多い。
コースは途中から分岐し、カバワラ尾根を登るコースと大きく左に巻いてボウル斜面をいくコースがある。
今回は比較的簡単なカバワラ尾根コースを紹介しよう。
白銀荘に駐車し、三段山の方に少し進むとすぐに左側に進む。人気の山のためトレースがあることが多い。
しばらく進むと斜面を上がってから沢を渡渉することになる。スノーブリッジの場所は積雪状況により変わることがある。
スノーブリッジを超えるとボウル斜面とカバワラ尾根コースの分岐となる。
右手の尾根を登ればカワバラ尾根コースとなる。しばらく尾根を登り、千春沢の始まり辺りから山頂に登ると前十勝(1790m)となる。風向きによっては噴煙の煙を吸うことになるが、これは有毒ガスで吸うと喉が痛くなる。噴煙が来ている場合は潔く途中までで終わらせよう。また、標高1600mくらいからは岩が多いためスキーでの登り、下りともに十分注意したい。
1790m地点まで目指すならスキーアイゼンはあったほうが良い。
下りはカバワラ尾根でもその隣の尾根でも良い。積雪が安定していれば千春沢を滑るのも楽しいがこれは上級者向きだろう。
【注意】
富良野周辺は冷え込みが激しく-20度になることもある。
晴れていても北斜面で日が当たるのは遅いため十分過ぎるほどの防寒対策が必要だ。
手袋は比較的対策がしやすいが忘れがちなのが足先だ。以下のスキーブーツ用のマスキーや足用のカイロは必須である。凍傷に注意しよう。
周辺地図 |
白銀荘から見る前十勝 |
白銀層からスタート |
最初の少しだけ三段山と同じように進み、左の心象樹林帯を進む |
前十勝方面の針葉樹林帯の道 |
観測所 |
針葉樹林を抜けると広い斜面に出る |
広い斜面を登るを沢があるためスノーブリッジを渡る |
スノーブリッジ |
スノーブリッジを渡るとカワバラ尾根が見える |
カバワラ尾根を振り返る |
左のピークが三段山、右が富良野岳 |
標高が上がるとハイマツや岩が出てくる |
千春沢の煙が出ているところ。千春沢渡渉地点。 |
前十勝ピーク手前からの景色 |
前十勝からみる風景 |
カバワラ尾根左の尾根。右の深い沢が千春沢 |
動画はこちら
北海道雪山ガイド(冬山)(スマホの場合はこちらをクリック)
Google MAPにて登山口までの情報と、各コースへの登山情報が得られます
主に山スキーを想定して記載しています。スプレッドシートの一覧表はこちら
主に山スキーを想定して記載しています。スプレッドシートの一覧表はこちら
※まだまだ情報は少ないです。現在も作成中
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