2019年3月20日水曜日

【冬山】朝里岳 スカイキャビンコース (GTR) 【BC】

山頂の奥に余市岳が見える


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山:朝里岳(あさりだけ)
標高:1281m
活動距離:8.17km
高低差:712m
累積標高上り/下り 878m / 875m
往路コース:スカイキャビンコース
復路コース:朝里岳沢コース
登り:40分
下り:20分
体力度:★☆☆☆☆
危険度:★★☆☆☆
オススメ度:★★★☆☆
レベル:初級

トイレ:登山口となる札幌国際スキー場
トイレMAP:登山口と同じ

登山口駐車場:札幌国際スキー場
登山口駐車場のGoogle Map:https://goo.gl/maps/8gBWUyjgBgL2

温泉:定山渓温泉 ホテル鹿の湯(820円)
温泉URL:https://shikanoyu.co.jp/shikanoyu/spa/day/
温泉MAP:https://goo.gl/maps/dqp7PooSayE2

YAMAP:https://yamap.co.jp/activity/3276005 (2019/03/17)
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 朝里岳(あさりだけ)は札幌国際スキー場からアクセスできる山でバックカントリーで登られることが多い。スキー場のゴンドラを使えば朝里岳へは40分ほどで立つことができる。
お手軽にパウダースノーを体験できるが、滑る技術は必要なので滑りからバックカントリーを始めた人向けだ。登りの登山からバックカントリーを始めた人にとっては、登り時間の短さに物足りなさを感じるだろう。
 冬は積雪が多く、パウダースノーを楽しめることが多い。その分天候も悪く、ピークを狙うなら天候が安定する3月中旬以降がお勧めだ。

 登山口への道、「道道小樽定山渓線」は夜間通行規制がされている。朝里川温泉、定山渓温泉の北と南から行けるが、両方とも夜間(19時00分~7時00分)通行止めとなっている。詳しくは役所のサイトで確認しよう。


【札幌国際スキー場で2019年から入山届の提出およびゴンドラ片道料金が必要】

バックカントリー愛好者の遭難やトラブルが多く、スキー場は2018-19シーズンから、「受付での入山届の記入」と「スカイキャビン(ゴンドラ)の片道料金」を徴収するようになった。ゴンドラやリフトを利用しなくても一人ずつが徴収される。
 このため、下から登るよりゴンドラ(スカイキャビン)を利用した方が良いだろう。なお、下山後に受け付けもする必要があるため忘れないように。
 スカイキャビンの営業時間はハイシーズン(12月1日~3月31日)までは、平日 9:00~。 土・日・祝 8:30~となっている。入山届の記入やチケット購入を考慮して行くようにしよう。駐車場に入るときに、必ず係りの方に「登山である」ことを告げて駐車場所の指示に従うようにしよう。

受付で記載しなければいけない書類

 朝里岳へのコースは尾根筋をひたすら登るだけである。山頂が近くなると平坦になり、視界が悪いと非常に分かりにくい。視界不良時はピークまでいかない方が良い。
 12月のシーズン初めは、標高が低い場所の沢は埋まっていないため、登り返してスキー場まで戻ろう。1月以降の下の沢が埋まった時期だと、ゲレンデまで戻らずに沢を下ることができる。沢を下る場合は、落とし穴に十分注意したい。隠れた落とし穴があるため、沢底ではトレース以外の場所を滑ってはいけない。










スカイキャビンから降りてスタート

スカイキャビン横を登りたくなるが、登らないで右にいく


すぐにこんな道になる

最初は平坦な道を歩く

ゆるゆる登る


途中においしそうな斜面がある





山頂の奥に余市岳が見える


山頂付近の余市岳が良く見えるポイントで記念撮影

 
動画はこちら




2019年3月19日火曜日

【冬山】白井岳 朝里岳沢コース 【BC】

山頂から朝里岳方面
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山:白井岳(しらいだけ)
標高:1301m
活動距離:8.17km
高低差:712m
累積標高上り/下り 878m / 875m
往路コース:朝里岳沢コース
復路コース:朝里岳沢コース
登り:3時間30分
下り:1時間
体力度:★★☆☆☆
危険度:★★★☆☆
オススメ度:★★★★☆
レベル:中級

トイレ:登山口となる札幌国際スキー場
トイレMAP:登山口と同じ

登山口駐車場:札幌国際スキー場
登山口駐車場のGoogle Map:https://goo.gl/maps/8gBWUyjgBgL2

温泉:定山渓温泉 ホテル鹿の湯(820円)
温泉URL:https://shikanoyu.co.jp/shikanoyu/spa/day/
温泉MAP:https://goo.gl/maps/dqp7PooSayE2

YAMAP:https://yamap.co.jp/activity/3276005 (2019/03/17)
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 白井岳(しらいだけ)は札幌国際スキー場からアクセスできる山でバックカントリーで登られることが多い。スキー場のゴンドラを使えば朝里岳を経由して比較的楽にアクセスできるのも魅力だ。冬は積雪が多く、パウダースノーを楽しめることが多い。その分天候も悪く、ピークを狙うなら天候が安定する3月中旬以降がお勧めだ。

 登山口への道、「道道小樽定山渓線」は夜間通行規制がされている。朝里川温泉、定山渓温泉の北と南から行けるが、両方とも夜間(19時00分~7時00分)通行止めとなっている。詳しくは役所のサイトで確認しよう。


【札幌国際スキー場で2019年から入山届の提出およびゴンドラ片道料金が必要】

バックカントリー愛好者の遭難やトラブルが多く、スキー場は2018-19シーズンから、「受付での入山届の記入」と「スカイキャビン(ゴンドラ)の片道料金」を徴収するようになった。ゴンドラやリフトを利用しなくても一人ずつが徴収される。
 このため、下から登るよりゴンドラ(スカイキャビン)を利用した方が良いだろう。なお、下山後に受け付けもする必要があるため忘れないように。
 スカイキャビンの営業時間はハイシーズン(12月1日~3月31日)までは、平日 9:00~。 土・日・祝 8:30~となっている。入山届の記入やチケット購入を考慮して行くようにしよう。駐車場に入るときに、必ず係りの方に「登山である」ことを告げて駐車場所の指示に従うようにしよう。

受付で記載しなければいけない書類

 白井岳へのコースは、スキー場横から登る朝里岳沢コースと、朝里岳経由のコースがある。今回は下から登る朝里岳沢コースを紹介しよう。
 この朝里岳沢の下の方はスノーブリッジを最低3回渡る必要がある。スノーブリッジが安定する1月まではこのコースを利用するのは難しいので注意しよう。
 スタートから少し歩くとすぐにスノーブリッジを3回ほど渡る。間違っても沢に落ちないように十分に注意しよう。
 その後は沢をずっと詰めていき、標高950mの二股で右に行くと尾根に出る。途中の沢には穴が多い。登りの時は問題ないが、下りはトレースがないところを滑ると穴に落ちてしまう可能性がある。滑走時はトレース以外は滑らないようにしよう。隠れている穴がたくさんある。
 尾根は明瞭でひたすら登っていけばよいが、視界不良時は道迷いに十分注意しよう。ピークまでいかなくても標高1150mほどで滑走しても面白い。












スキー場センターの建物を後ろにスタート

最初のスノーブリッジ(SB)

2番目のスノーブリッジ(SB)

3番目のスノーブリッジはかなり深い。
シールつけたままの滑走に慣れていないと転倒する


沢を詰めていく

説明を追加

尾根に出る


尾根にでると広い斜面が見えてくる


稜線が近くなる




山頂から朝里岳方面

山頂は広くて平

山頂からパノラマ写真


白井岳山頂にて記念撮影



動画はこちら

3月の晴れた日のパウダー天国


晴れなかったけどパウダー天国




2019年3月11日月曜日

【冬山】銀山 考徳寺コース 【BC】


山頂間近
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山:銀山(ぎんざん)
標高:640m
活動距離:5.30km
高低差:565m
累積標高上り/下り 560m / 565m
往路コース:考徳寺コース
復路コース:考徳寺コース
登り:1時間50分
下り:40分
体力度:★☆☆☆☆
危険度:★☆☆☆☆
オススメ度:★☆☆☆☆
レベル:初級

トイレ:銀山駅
トイレMAP:https://goo.gl/maps/gHm91dU74s62

登山口駐車場:孝徳寺の最終除雪地点(数台駐車可能。駐車の際は迷惑にならないように注意)
登山口駐車場のGoogle Map:https://goo.gl/maps/ynLPQQjCFQt

温泉:赤井川カルデラ温泉(400円)
温泉URL:http://akaigawa-onsen.com/
温泉MAP:https://goo.gl/maps/uUJhjWonF1K2

YAMAP:https://yamap.co.jp/activity/3226227 (2019/03/09)
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 銀山(ぎんざん)の標高は640mと低く、低山でバックカントリーが楽しめる山だ。近くの稲穂嶺(いなほみね)とセットで縦走をすることもできる。
 登りも時間も少なく厳冬期には手軽にパウダーを楽しめるが、尾根には気が多いため尾根は滑りにくい。登りルートの両側の沢は比較的オープンだが、早い時期からクラックが入り入りやすいため注意が必要だ。春に登れば気軽にザラメを楽しめる。
 稲穂嶺を含めて、銀山は標高も低く、西風の影響を受けにくいため、天気が悪い時にも登りやすい山である。
 コースは一つで孝徳寺の最終除雪地点から林道を歩き途中から尾根を登る。尾根は明瞭なため迷うことはほぼないだろう。沢を滑る場合は雪崩に十分注意したい。尾根を滑る場合は立木衝突に注意しよう。スピードは控えめに。









孝徳寺と民家



孝徳寺近くの最終除雪地点



スタートします


林道を歩く




尾根を登る。木が濃い

途中の沢にあるクラック


山頂が近くなると開けてくる

山頂間近

山頂には反射板がある

沢の下から上を見上げる



動画はこちら