2020年2月26日水曜日

【冬山】ウェンシリ岳 東尾根コース バックカントリー 山スキー




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山:ウェンシリ岳
標高:1142.3m
活動距離:19.1km
高低差:895m
累積標高上り/下り 960m/960m
往路コース:東尾根コース
復路コース:東尾根コース
登り:5時間30分
下り:3時間
体力度:★★★★★
危険度:★★★★★
オススメ度:★★★☆☆
レベル:上級

トイレ:登山口にあり
トイレMAP:登山口と同じ

登山口駐車場:チェーン着脱場が駐車場所になる。邪魔にならないように注意しよう。
登山口駐車場のGoogle Map:https://goo.gl/maps/9wY3yueEKsQbuZ4G7


温泉:西興部村 ホテル森夢(リム) 400円 ※人工温泉
温泉URL:https://hotelrimu.com/spa/
温泉MAP:https://goo.gl/maps/RuzxwLwd9EEA1yNG8

YAMAP:https://yamap.com/activities/5709909 (2020/02/25)
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 ウェンシリ岳(うぇんしりだけ)は下川町と西興部村の間の南側にある山だ。名前はアイヌ語でウェン(悪い)シリ(山)という意味で、「25年悪い山」という意味だ。この名前の通りこの山は雪崩の巣となっており、東側に延びる二つの尾根は雪崩の地形が多数ある。実際、登った時も自然発生雪崩が発生し、ものすごい音が響いた。沢から詰めていくのは大変危険だろう。
 この山は日高を彷彿とさせる急峻な地形となっている。
 子の雪崩地形があることによって、沢に雪が溜まり夏でも見れる「氷のトンネル」と呼ばれる雪渓のトンネルができる。それだけ雪崩が多いということだ。この氷のトンネルでは2001年に崩落事故があり、立ち入り禁止となったが、近年再開に向けて動いているようだ。
 この山は下川町側から登るルートと、西興部の東側から登るルートがある。今回は尾根ウェンシリキャンプ場がある東尾根ルートを紹介しよう。
 ウェンシリ岳の案内標識がある林道からスタートする。ここの難所の一つが、6.5kmの長い林道歩きだ。これだけで通常なら3時間かかるだろう。
 ここの一番の難所は地形図上の標高640mから820mまでの間にある岩だ。アップダウンがあるない狭い尾根のため超えるのは大変難しい。地形図上の標高640m地点から標高を上げずに北側斜面をトラバースするのが良い。藪が多く、急斜面も多くて危険個所は多いので慎重にルートを見極めたい。820mからは尾根が広くなり、ようやく通常通り登れるようになる。、


 



ここがスタート地点

駐車は南側にあるチェーン着脱場

ここから6.5kmの長い林道を歩く
約3時間かかるがこの日はラッセルがほとんどなく、飛ばせたので2時間程度

植林されたトドマツとカラマツ林が永遠と続く

植林されたトドマツとカラマツ林が永遠と続く

案内標識

キャンプ場と、登山コースの分かれ道の標識
ここは左に曲がりキャンプ場を目ガス


長い林道歩きで休憩するサリー

キャンプ場

このまま真っすぐ尾根を登る
ここで、沢を詰めたくなるが、
沢の両方の尾根の斜面は以下にも雪崩そうな斜面が多数ある
沢を詰めるのは自殺行為と思った方がよさそうだ

急斜面をキックターンでジグザグ登る

標高620mの左記にある、立ちはだかる岩
ここは北側(右)をいく
そもそも、ここに上がらないように
北側の斜面をずっとトラバースするのが一番楽なルートだ

岩をみてどうするか考えるサリー
ちなみにこの途中で沢の方がら雪崩の轟音が聞こえた。
ガスっていた見えなかったが、
沢を歩いていたら確実に雪崩に飲み込まれていたと思う

岩から降りてしばらくは藪トラバースを強いられるが
標高820mからは、開ける
それまでは我慢して藪と急斜面をトラバースする

気持ちよさそうな斜面

稜線を歩く

山頂の北東側にあるポコ
ここは南側を巻いていく

山頂
晴れたらこんな感じ



山頂からの大斜面

※写真提供 KGMさん



景色が見えないので滅多にやらない自撮り
時間と積雪が安定していれば北側の斜面を滑るのが良さそうだ。
東側の斜面はオープンだが雪崩リスクはとても高いだろう

東尾根もパウパウだ

西興部村にあるリムの温泉のレストラン
鹿肉が売りで鹿肉チャーシューが入った村長ラーメンがオススメだ。
ほかにも鹿肉オムライス、カツなどがある

動画はこちら













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