2019年2月8日金曜日

大滝のニョロニョロ洞窟 氷筍(ひょうじゅん)ツアー



 大滝のニョロニョロ洞窟といえば知る人ぞ知る秘境の洞窟として登山をされる方には有名な観光スポットになっています。
 この観光スポットですが、現地で地元ガイドの方とトラブルになる方が多いと聞き、調査をいたしました。

 地元ガイドのWEBサイトによりますと、

「大滝氷筍へのアプローチする雪原は私有地で農地です。地権者は侵入を望んでいません」

という理由により、進入するのは不法であるとして追い出されたり、怒られたりしているようでした。これらの話しは実際に行った方から多数聞いています。

現在はネットでルート情報が多数公開されており、簡単にいくことができます。駐車場所やルートを知らないで行くと、現地で不快な思いをするかもしれません。また、近隣住民に迷惑をかけるかもしれません。
 
そんな不幸をなくすために、現状と対策を考えてみます。

 この件について現地でトラブルを体験した方の話や、「伊達市 大滝総合支所」の方に問い合わせをさせていただきました内容をもとに作成しております。
  

 【私有地への進入について】

現地の写真。この看板の近くには駐車しないようにしましょう

登山者ための法律入門」によりますと、日本の登山道とされる、多くの場所は、必ず誰かの土地(国や市、私有地)となっており、多くの登山道やクライミングスポットは「所有者が黙認」しているためになりたっている状態とのことでした。
 土地の所有者が安全やゴミ問題を理由に「進入禁止」にすれば、土地所有者の許可を得なければ進入できないことになります(これもケースバイケースで法律的は細かいことを言えば簡単に進入禁止にできないようなので、詳しくは登山者ための法律入門をご覧ください)

 長くなりましたが、完結に言うと、土地所有者によって「立ち入り禁止」や「進入禁止」の看板を掲げていれば、進入してはいけないことになるようです。

 なお、国や市が保有しているいわゆる公有地は特別保護区等の特別な理由を除き、基本的に進入禁止になっていることはないようです。(進入禁止の場合は看板があります)

 【ニョロニョロの洞窟は誰の土地?】



 大滝 百畳敷洞窟(通称:ニョロニョロ)は「市有地」であり、市もこの場所の見学を禁止はしていない状態とのこと(伊達市 大滝総合支所の方に確認)
 この禁止していないというのは「市が許可を出した」とすると、事故があったときに管理責任が問われるため、市は禁止はしておらず、許可もしていないという状態になっています。(これは日本の多くの登山道で同じような状況で、一言でいうと黙認している状態です)

 つまりこの場所だけで考えたときに行ってもよいということになります。

 【問題のアプローチルートは誰の土地?】


こちらも伊達市に確認したところ、「畑」を通るルートは私有地だが、以下のルートは「市有地と国有地のみで民有地は含まれていない」とのことです。

 これはつまり、市や国が侵入を禁止しない限り通っても問題のないルートとなります。
 ただ、市が許可しているわけではないため、「公有地であることを確認したので、自己の責任において通過した」ということになります。
 ※繰り返しますが、市が許可したとなると事故の際に管理責任が問われるため市が許可を出しているわけではりません。

ルートの概要図


 【じゃあ本当に大丈夫??】



結論は、先ほどのルートを通る場合は「自己の責任において」大丈夫でしょうということになります。

 「登山者ための法律入門」によると、問題のないルートでも登山者のマナーが悪くて近隣住民に迷惑をかけることがあり、それにより土地の所有者が侵入を禁止すれば行けなくなることもあり得るということです。つまりクレームが多発して市が対策をすると「立ち入り禁止」になる可能性があります。
 そのため、皆様には駐車場の停め方のマナーや、ゴミ問題には十分注意していただきたいと思います。
 また、地元ガイドツアーの方がくる時間は午前9時〜11時、と午後1時〜15時のため、その時間以外にいくと団体客がいなくてゆっくりできるようです。


【冬山登山経験のない方は気軽に安易に行かないようにお願いいたします】


 先ほど大丈夫と申し上げましたが、冬山登山経験のない皆様が行かれる際はガイドまたは経験者と同行するようお願いいたします。
 この洞窟に行くルートも登山と一緒です。冬は多くの危険が潜んでいるため軽装で行くと凍傷や低体温、道迷いも考えられます。そういった事故があると禁止されてしまう場合がありますので十分ご注意をお願いいたします。


【最後に・・・登山者のための法律の本のオススメ】


こちらの本は一般的な夏山登山のみされる方を除く、岩登り、沢登り、藪漕ぎ登山、冬山登山、バックカントリーをされる方には必読であると思います。ぜひご一読ください。





【参考サイト】 

マービー先生とハナスちゃんのちょっと寄り道ブログ

OOTAKI OUTDOOR ADVENTURES

YAMAP:https://yamap.co.jp/activity/3085523

遊びに行ったときの動画はこちら




道南にもニョロニョロがあるです。今後調査予定。参考リンク



2019年2月6日水曜日

スキーのケガ予防について 前十字靭帯断裂の予防




バックカントリー、山スキーで怪我をする人はけっこういます。

よく聞く怪我は以下の通り

・骨折

・前十字靭帯断裂

このうち、骨折は聞いた話しと自分の体験では主にスピードの出しすぎが原因と思われます。
私の場合は立ち木衝突による右ほほ骨骨折。
そのほかにはスピードを出しすぎで急なターンや急停止をしようとした結果、足の骨を折るというのも聞きます。

これらはスピードを抑えれば防ぐことができるものなので、比較的予防がしやすいです。


 その一方、予防しにくく、スピードを出さない方もやってしまうのが「前十字靭帯断裂」。膝のあたりにある靭帯です。

専門家ではないので、細かい話しは避けますが、こちらの研究と知人の理学療法士とに聞いたところ、絶対予防する方法はないけど、できるだけ予防する方法は以下の二つがポイントとのこと。


1.後傾にならない



ビビってものすごく後継になっている滑りを初心者の多くに見ます。
後継になると板が暴走してコントロールできなくなり、不安定になります。そしてコケます。
そのため、怖いかもしれませんが、とにかく後傾にならないように体を前に出す用に心がけると多少は改善されると思います。


2.転びそうになったときに頑張らない(すぐにコケること)



転びそうになったときには思いっきりコケましょう。
ここで頑張ると前十字靭帯断裂ということもあり得ます。こうなると手術が必要になり、そのシーズンの山スキーは終わってしまうことでしょう。


【事故の事例】

最後に僕が見聞きした今までの前十字靭帯断裂の事故事例をメモとして残しておきます。

・深雪の湿雪で無理やりターンをしようとして前十字靭帯断裂

・スキー場でウォークモードのまま滑って転倒。スピードはけっこう出していた。

・雪庇をジャンプして前十字靭帯断裂

・アイスバーンで止まれなく踏ん張ったままとなり、凸凹の斜面で乗り上げて空中大回転中に前十字靭帯断裂


【関連記事:バックカントリー山スキーをするにはやっぱり滑りの練習が大事



2019年2月5日火曜日

バックカントリー山スキーをするにはやっぱり滑りの練習が大事



バックカントリー、山スキーをするにはやっぱり滑りの練習が大事だと痛感しています。

約3年前の2016年11月4日から始めた山スキーですが、最初の頃は滑りがいまいちで山に登るのがメインで下りは「速く降りることができるだけ」と考えていました。だから滑るために登り返すなんて基本していませんでした。

一番最初の山スキー動画



 しかし、2019年は2018年12月からスキー場に頻繁に通い、知人の準指導や指導員免許のある方に教えてもらいながら練習したら自分の中ではかなり上達したと実感してきました(実際かなり上達したと褒められました)
そうなると滑りが本当に楽しくて、天気が悪くても雪がよければよし!と考えるようになりました。
 
スキー練習は、一人でするよりも「指導のプロ」にに教えてもらうのが一番で、むしろ一人でただひたすら練習してもほとんど成果はありません。
 知人の指導員の方も時間と費用を考えたときに、お金を払ってでも指導のプロに教えてもらうのが、時間が少なくて済むので最終的にお得と言っていました。
 じゃあどうすればいいかというと、毎回レッスン費用やリフト券を買うのは大変なので、シーズン券とリフト券がセットになったものがお得です。
 例えば手稲山だと8万5千円でシーズン券とレッスンがセットになっています。周りに一緒に練習する仲間がいない方はこれがかなりお得だと思います。
 ただでさえ山スキー装備にお金がかかって大変かと思いますが、以下のようなことになりたくない方はしっかり練習していただければと思います。



【どうしてもスキーレッスン代が厳しい方には】


現代にはYouTubeという強力な学習ツールがあります。

ゲレンデで自主練したいという方のために、普段利用しているおすすめ動画をご紹介します。


⑴正しい姿勢

まだまだ未熟な私ですが、後輩の山スキーヤーにゲレンデレッスンをするときはまずはこの姿勢の練習から始めます。



⑵「たわみ」で曲がる練習

これも非常に大事なこと




⑶腰を外さない練習



まだまだありますが、とりあえず上記の三つをちゃんとやるだけでも上達すると思います。


おまけ

ターンの仕上げ




不整地のターンの仕方



【関連記事:スキーのケガ予防について 前十字靭帯断裂の予防