2019年1月1日火曜日

バックカントリーで最強の靴下の組み合わせ




バックカントリーでは山スキーの兼用靴(スキーブーツ)での足汗や足の蒸れから冷えや靴擦れの問題がよく起こります。。このため兼用靴の足の悩みを持っている人は多いでしょう。

今回ご紹介するのはそれらを解決する最強の靴下の組み合わせです。

それがこちら

ノースフェイス(THE NORTH FACE) アルパイン クライマー ソックス ショート NN81823 K

finetrack(ファイントラック) スキンメッシュ ソックスレギュラー FSU0211




・ノースフェイスのネオプレンのソックスについて


アルパイン クライマー ソックスは、厚さ2mm(下の左)のものと3mm(下の→)のものがあります。



3mmはロングでアイゼンやピッケルを使った冬用の登山靴に向いています。

一方、厚さ2mmのショートソックスは山スキーやスノーボードでのバックカントリーに向いています。理由は長すぎず脛のあたりに変な干渉がないためです。

・ファイントラックのスキンメッシュソックスについて


5本指になっているものと、そうでないものがありますが、バックカントリーに使うのであれば5本指のソックスの方が足裏感覚を生かすことができます。




・ネオプレンソックスのメリット(単体の場合)


ブーツに足の汗が吸収されず、山行後にインナーブーツを乾かす必要がない(足汗多汗症の人にはものすごいメリット!)

靴下は下山後に裏がして石鹸水等で軽く洗って拭いて干すだけ!
(洗濯機にそのままぶち込むと表側も濡れるため乾かすのが大変です)

靴擦れしない(普通の靴下だと靴擦れするところも、ネオプレンにするとしないのです)

・ネオプレンソックスのデメリット(単体の場合)

足が蒸れて臭くなる

足がふやける

・ネオプレンソックスの懸念点

足が濡れて余計冷えるんじゃないの?

-いいえ、冷えません。濡れた状態でも冷たくならないのがネオプレン素材の良いところです。これは沢登りの靴下にも言えることで、冷えないようにするために沢登りではネオプレンのソックスを履くことが一般的です。

・デメリットを覆す組み合わせ


ネオプレンソックスには上記のようなメリットとデメリットがありますが、スキンメッシュソックスを履いてからネオプレンソックスを履くことによって驚くことに以下のデメリットが解消されます。

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・ネオプレンソックスのデメリット(単体の場合)

足が蒸れて臭くなる

足がふやける

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何度かバックカントリーでこの組み合わせをしましたが、下山後の足の臭いとあのふやけた感じが軽減されているのは本当にすごいです。オススメです!!
ぜひ一度お試しください!

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ちなみにこれはVBLと呼ばれるもので、Vapor Barrier Linerの略となります。

VBLの効果は以下の通り

1.人間の皮膚は100%湿度が飽和して蒸れている状態では、それ以上汗をかくことがなくなる。そのため、汗の蒸発による冷えを防いでくれる

2.靴下やインナーブーツが水分(=汗)で濡れるとそれが凍って冷えの原因となることを防いでくれる

つまり、防水性のものを手足に履き、衣類側に水分を放出しないようにするという仕組みです。
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そしてこれが最強の組み合わせとなります。




手の冷えでお悩みの方はこちらの「バックカントリー、雪山、冬山で最強の手袋」をご覧ください。


動画はこちら













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