2017年9月22日金曜日

登山で楽をするための三種の神器



登山は体力が必要なため、よりレベルの高い山に行くためにはトレーニングが欠かせません。
そんな辛いトレーニングをしなくてもお金で解決できて効果の大きいアイテムを三つご紹介します。

①サポートタイツ



いくつかのメーカーの商品を試しましたがやはりCW-X(ワコール)のサポートタイツが効果抜群です。足の疲れや膝の痛みを軽減してくれるため体力があってもきつめの山に行くときは欠かせません。いくつか種類がありますが、登山向きなものは二つあります。
エキスパートモデル」は膝に不安がある方向けです。膝の痛みが日ごろから気になる方はこちらがいいでしょう。膝の痛みにそこまで不安のない方は「スタビライクスモデル 」がおすすめです。

【膝に不安のある方向け】
(シーダブリューエックス)CW-X スポーツタイツ エキスパートモデル 吸汗速乾 UVカット HXO509 [メンズ]



【膝にあまり不安のない方向け】
(シーダブリューエックス)CW-X スポーツタイツ スタビライクスモデル (ロング丈) 吸汗速乾 UVカット HZO549 [メンズ]




②アミノバイタル


こちらもいくつかありますが「アミノバイタル プロ」が一番おすすめです。最上級のゴールドじゃなくてもこちらで十分パフォーマンスが向上します。
これはバテる前の少し疲れてきたかなぁ~くらいの時に飲むと、数分でいきなり体が軽くなってガシガシ登ることができるようになります。疲れ切ってからでは効果があまり感じられないため早めに飲みましょう。私も本気の山の時は飲みます。


③浄水器



浄水器もいろいろありますが楽をするのが目的なので小さくて軽いものとなると一択で「ソーヤーミニ」が使えるアイテムです。
 登山用品はすお金をかければ数十グラムあるいは数百グラムずつ軽量化が可能です。しかし、軽量化すると強度が落ちます。またいらないものを徹底的に省くというのも有効ですがそうすると快適さや山での食事が簡素なものになってしまします。
 登山のアイテムで一番重いものは「水」です。その水を軽くできればいいのですが、水が少ないと脱水症状を引き起こしてしまいますので減らすことはできません。
 でも、水を現地で確保できたら話しは違います。これは途中に川や沢、湧き水があるところ限定となりますがそのような山にもっていけば数キロ単位で荷物の軽量化ができます。
 一泊二日のテント泊なら体格や性別にもよりますが4リットル程度必要です。しかし、途中に沢があれば持っていく水は500mlくらいで十分です。それにこの商品の重さは約55gくらいなので、約1.4kgも軽量化ができます。これがあるだけで行動に余裕がでます。
ただし、いくつか注意点はあるので、詳しくはソーヤーミニのページでご覧ください。


いかがでしたでしょうか。今回紹介したのはどれも山で使用して本当に効果抜群と思ったものばかりです。ほかにもこれのほうが良い!なんてものがありましたらお気軽にコメントをください。





※上記リンクはAmazonアソシエイトを使用しています

2017年9月21日木曜日

カムイエクウチカウシ山 八ノ沢コース




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山:カムイエクウチカウシ山
標高:1979m
活動距離:32.30km
高低差:1542m
累積標高上り/下り2,917m / 2,912m
往路コース:八ノ沢コース
復路コース:八ノ沢コース

【1日目】合計:7時間20分
2時間:札内川ヒュッテ~七ノ沢出合
2時間:七ノ沢出合~八ノ沢テント場
3時間20分:八ノ沢分岐~八ノ沢三俣テント場(標高1000m付近テン場)

【2日目】合計:
1時間10分:八ノ沢三俣テント場~八ノ沢カール
2時間:八ノ沢カール~カムエク山頂
1時間:カムエク山頂~八ノ沢カール
1時間30分:八ノ沢カール~八ノ沢三俣テント場
1時間50分:八ノ沢三俣テント場~八ノ沢テント場
1時間:八ノ沢テント場~七ノ沢出合
2時間:七ノ沢出合~札内川ヒュッテ

体力度:★★★★★
危険度:★★★★★
オススメ度:★★★★★
レベル:上級

トイレ:札内川ヒュッテ(水なし、紙なし)
トイレMAP:登山口と同じ
清潔度:★★☆☆☆

駐車場:登山口にあり
駐車場のGoogle Map:https://goo.gl/maps/CnKVU1p3t6z

温泉:更別福祉の里温泉(400円)
温泉URL:http://www.sarabetsu.jp/sightseeing/shisetsu/fukushinosato/
温泉MAP:https://goo.gl/maps/YzjajisbkKM2

YAMAP:https://yamap.co.jp/activity/1191625 (2017/09/16-17)
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 カムイエクウチカウシ山は日本二百名山の最難関とも言われる山でその山頂に立つのは容易ではない。
  八の沢カールでは福岡大ワンゲル部の熊襲撃事件の惨劇の場所となったことで有名である。コースの前半は2時間道路を歩き、そこからは約6時間半の長い沢登りとなる。巻き道があるため滝を直登する必要はないが、落石の危険性がかなり高い。ヘルメットは必須だ。三俣からは道迷いの危険性が高く、滑落の可能性も高い岩を登るルートもある。
 登山口には無料で使用できる札内川ヒュッテがある。この山小屋にはマキストーブがあるが水が出ない。宿泊する場合は必要な水はすべて持参する必要がある。これより少し手前に札内川園地キャンプ場があり、無料でトイレも水もあるため、前泊するならこのキャンプ場がオススメだ。
 なお、札内川ヒュッテまでの道路は2018年7月現在、通行止めになっており5kmほど手前に駐車する必要がある。事前に北海道地区道路情報を確認しよう。
 今回紹介した日程は一泊二日だが、通常は二泊三日が望ましい。二泊三日の場合は八ノ沢テント場で一泊、八ノ沢カールテント場で二日目を過ごす。

普通の登山と違い、沢登りの道具が必要になる。具体的にはヘルメット、沢靴、ネオプレーンの沢用靴下、ネオプレーンのすね当てが必要になる。
また、綺麗な水を得るために浄水器を持つとさらに良い。

これらが必要な装備となる。







 
登山道入り口

林道を歩く

立派な橋の上も歩く

途中の林道崩壊箇所には橋がかけられていた

七ノ沢出合。ここから沢に入る

沢靴に履き替える


何度も渡渉を繰り返していく

途中には巻き道もある。通らなくてもいいが足に優しい

途中で釣り上げたオショロコマ



八ノ沢出合

八ノ沢に入る

八ノ沢出合キャンプ場

焚火の跡がある

何度も渡渉する 
八ノ沢には何か所も巻き道があるが、
難所がないため三俣までは巻き道を通らないほうが早い



岩が多いため石で転ばないように注意が必要だ

沢を詰めていく

釣り開始

あっという間に大漁だ

途中にはいくつも魅力的な滝がある


三俣キャンプ場。テントは詰めて二張りくらい。
薪が多いため焚火をするならここが最終キャンプ地だ。
八ノ沢カールには流木は落ちていない

三俣キャンプ場でたき火


テント泊


朝、八ノ沢カールの方向を望む


三俣から進む。ここからは道迷いに最新の注意を払おう

途中にはピンクテープがある。いくつか正規ルートではないピンテもあった





















八ノ沢カール

福岡大ワンゲル部熊襲撃事件の慰霊碑


八ノ沢カールテント場。テント場がいくつかある。5張りはいけるだろう



ピラミッド峰

稜線はハイマツを少し漕ぐ


腰までのハイマツがある

稜線のガレ場。滑落に注意が必要だ


日高の稜線


山頂かと思わせるが、山頂ではない

この奥が山頂

山頂への最後の登り

山頂直下のテント場

カムエク山頂

カムエク山頂

動画はこちら