2018年7月20日金曜日

キャンプであると便利そうなアイテム コフラン クーラーライト





常日頃、暇なときに便利なアイテムないかなぁ~と検索していたらこちらのブログで紹介されている便利そうなものを発見!

これからの時期キャンプをすることが多くなりますよね。

常にヘッドライトをしていれば問題がないのですが、夜になるとクーラーボックスの中身が見にくいことありますよね。

そんな問題を解決してくれるのがこちらのライトです。

クーラーボックスの蓋をあけると自動点灯、して20秒で自動消灯、蓋を閉めても自動消灯するみたいです。

さっそく注文したのでキャンプで使ってみます。

2018/07/24追記

さっそく使ってみました。

かなり便利です!





詳細は動画にて










2018年7月19日木曜日

登山で使えそうな気になるアイテム 2018年7月19日

ずっと温度計がほしいと思ってました。

ただし、温度計だけ持つのはなんか嫌だなと思っていたら気になるアイテムを見つけました

ホイッスル
コンパス
ルーペ
温度計

の四つの機能が一つになったコフランの4ファンクションホイッスル



この商品で注目するのはは温度計。

寒い時期になるとどれくらいの温度なのか計りたくなるのです。

YAMAP等でたまーにモンベルの以下の温度計で何度だったか投稿している方をみます。


どれくらいの寒さだったのかわかるといいですよね。

そしてホイッスルも山に持っていくときはあった方が良いです。

今回の商品だと、ホイッスルとコンパス二つの機能があるところが良いところだと思っています。

ルーペは老眼でもない限り使わなさそうですが、遭難したら火を起こせそうです。

としてコンパスは、通常はベースプレートコンパスを使うのですが、さっと確認したいときに役に立つかもしれません。

注文してみたので、良い商品だったら紹介するつもりです。











2018年7月12日木曜日

真夏の低山対策について



登山は、春は低山を登り、夏は標高の高い山、そして秋にはまた標高を下げて登るのがベストです。
それは標高をあげれば真夏でも涼しく、寒くなれば標高を下げた方が暖かいからです。

そのため、季節に合わせて登るのが良いのですが、真夏に低山を登ることになった場合の対策、注意点についてお話します。

【熱中症】

なによりもこの危険性が高いです。
真夏の低山登山は非常に汗をかいて、水分不足になりがちです。

・対策1 水はたくさん持つ


水の量は、気温、標高、年齢、体格、体質、途中で水を得られるかどうか等、様々な要因によってかなり個人差があります。そのため、一概にはどれくらいの量が良いかというのはかなり難しいです。

しかし、そんな中でもあえて目安を言うと「登り1時間につき1リットル」です。

登り2時間の山なら2リットル。
5時間の山なら5リットルとなりますが、正直多いですよね。しかし初心者がこの程度の山に登れるようになる頃には自分に必要な水の量が自然とわかるはずです。

水は少ないと危険な状態なりますが、多ければ捨てればいいのです。そのため、多めに持ちましょう。

・対策2 スポーツドリンクも持とう!でもスポーツドリンクだけは絶対ダメ


飲み水が1リットル必要なら半分はスポーツドリンクを持った方が良いです。
汗を掻くと塩分も出ていくため、塩分と糖分を吸収できるスポーツドリンクは必須です。

しかし、スポーツドリンクだけを持っていくと、今度は塩分過多になり、逆に喉が乾きます。
水とスポーツドリンクを半分ずつくらい持っていくようにしましょう。

・対策3 凍らせた500mlのペットボトルを複数持っていこう

凍らせたペットボトルを持っていくことで暑いときに両脇に挟むと体温を下げることができます。飲んで体内から下げるだけでなく、体の表面からも下げることで快適な登山をすることができます。
凍らせたペットボトルを持っていく場合は水濡れしてザックが重くなるため必ずペットボトルカバーを持っていきましょう。

もし、お金に余裕があればこのCAMELBAK(キャメルバック) アンボトル 3.0 L に氷とたくさん入れれば、長時間冷たい水をいつでも手軽に飲むことができます。楽ちんです。




【アブ】

夏はにっくきアブが出現します。
ハチは基本的に巣に近づかなければ刺されることはありませんが、アブは血を吸いに狙ってきます。毒はありませんが、肉を引き裂いて血を吸うのでものすごく痛いです。それにとても腫れます。

そんなアブの対策としてはパーフェクトポーション50mlを使うのも有効ですが、一番効果があるものは森林香10巻+携帯防虫器セットです。

欠点としては衣類やザックが煙臭くなりますが、これをつけるとアブはなかなか寄ってきません。アブにお困りの場合にはとてもオススメです。





【まとめ】

・水は多めに持つ。目安は登り1時間につき1リットル
・水とスポーツドリンクの500mlを半分ずつくらい持って
・虫除けは必須装備

動画はこちら





2018年7月11日水曜日

利尻山 鴛泊コース(おしどまり)〜沓形コース(くつがた)



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山:利尻山
標高:1718.7m
活動距離:10.86km
高低差:1,111m
累積標高上り/下り 1,527m / 1,310m
往路コース:鴛泊コース(おしどまり)
復路コース:沓形コース(くつがた)
登り:4時間30分
下り:3時間30分
体力度:★★★★★
危険度:★★★☆☆
オススメ度:★★★★★
レベル:上級

トイレ:登山口付近の駐車帯に仮設トイレあり(1台)
トイレMAP:登山口とほぼ同じ

登山口駐車場:北臨港北駐車場(稚内からフェリーで行く場合の無料駐車場)
Google Map:https://goo.gl/maps/ys996YoeoY42

温泉:利尻ふれあい温泉(700円)
温泉URL:http://hotel.rishiri.jp/onsen.html
温泉MAP:https://goo.gl/maps/Eaz8GcWArv92

YAMAP:https://yamap.co.jp/activity/2091480 (2018/07/07)
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 利尻山(りしりざん)は日本百名山最北端であり、固有種の高山植物もあることから、大変人気が高い。
 利尻島に行くには飛行機での移動が必要になる。
  稚内から船で行く場合はもっとも人気な6/1~9/30の時期の始発が07:15~08:55になっている。利尻山につくのは9時頃になり、開始時間が遅くなるため、民宿やホテルで一泊してから次の日の早朝に登り始めるのが良い。
 稚内からフェリーに乗る場合はフェリー乗り場にも駐車場があるが、有料だ。1日千円ほどで高額だ。時間に余裕があれば北臨港北駐車場(無料)に車を駐車すると良い。
 山頂は三角点のある1718.7mだが、のちに北峰の200m南にある南峰が1721mで高いことがわかっている。山頂から南峰に続く標識もない謎の踏み跡があるが、危険度が高いため一般登山者は行かない方が良い。
 この島では名水百選の甘露泉水の湧き水がある。利尻島にはヒグマやキツネ等の大型種はいないため、沢水等もエキノコックスの心配がない水だろう。それでもお腹が弱い場合は浄水器を用意した方が良いだろう。なお、2018年にはヒグマが上陸して話題になっている。

・携帯トイレは必ず持参しよう。ストックはゴムキャップを必ずつけよう。

 人気ゆえに登山者の増加による環境汚染が深刻になっている。必ず以下のような携帯トイレトイレットペーパーを持参しよう。トイレブースも複数箇所に設置されているため女性でも安心して用を足すことができる。手の汚れがきになる場合は携帯除菌シートもあると良い。
登山者が多いため登山道の侵食が激しい。ストックを利用する場合は必ずゴムキャップをつけよう。万が一なくしたときのために予備があると良い。

   

・山中泊について

避難小屋が各コースに設置されているが、避難小屋であり、宿泊を目的とした小屋泊まりはしないでほしいとのこと。テント泊は禁止されているわけではないが、テント場はない。この山の状況を考えると環境保全のために山中泊は遠慮すべきだろう。

 コースは一番人気で手軽な鴛泊(おしどまり)コース、少し危険な沓形(くつがた)コースの二つがある。以前は鬼湧き(おにわき)コースがあったが危険なため禁止コースになった。
 多くの場合は鴛泊コースのピストンだが、このコースの魅力は沓形コースにもある。ぜひどちらも歩きたい。オススメは沓形コースから登り、鴛泊コースを下山するコースである。
 今回は鴛泊コースから登り、沓形コースを下山するルートを紹介しよう。
 このコースを行く場合は沓形の登山口からかなり沓形の街までかなり長い間歩くことになる。タクシーの予約や車をデポする等して対策をとるか、下山後に長時間歩くことを覚悟しよう。
 登山口は利尻北麓野営場となる。




登山道入り口となるキャンプ場

この舗装路の奥がキャンプ場となる

植物のタネを持ち込まないように靴を洗うところがある

2018年に上陸したヒグマの注意喚起
ミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科)
撮影日:2018/07/07


甘露泉水

ここの水は甘い。名水百選に選ばれている。

利尻山とポン沼への分岐

乙女橋


5合目になると景色がよくなる

5合目からの景色

第一見晴台

6合目 第一見晴台からの景色

複数設置されているトイレブース

ここから急登が始まる

第二見晴台

ミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科)
撮影日:2018/07/07

ゴゼンタチバナ(ミズキ科)
撮影日:2018/07/07




第二見晴台からの景色

長官山の石碑
チシマフウロ(フウロソウ科)
撮影日:2018/07/07

シラゲキクバクワガタ(ゴマノハグサ科)
撮影日:2018/07/07





8合目である長官山の山頂から利尻山の山頂が見えて行くる



途中にある薬師如来の石碑

薬師如来をすぎると避難小屋だ

避難小屋内部

リシリヒナゲシ(ケシ科)
撮影日:2018/07/07
固有種

ミヤマアズマギク(キク科)
撮影日:2018/07/07

イワベンケイ(ベンケイソウ科)
撮影日:2018/07/07

チシマイワブキ(ユキノシタ科)
撮影日:2018/07/07



ボタンキンバイ(キク科)
撮影日:2018/07/07
固有種


避難小屋を過ぎたあたりから侵食が激しいため対策がされている


これも侵食を防ぐための階段

礼文島方面(北西)

エゾノハクサンイチゲ(キンポウゲ科)
撮影日:2018/07/07


ハクサンチドリ(ラン科)
撮影日:2018/07/07

このような階段が多数ある

階段が設置されていない砂礫場。
かなり歩きにくい

沓形コースとの分岐

大きくえぐれている登山道

エゾノツガザクラ(ツツジ科)
撮影日:2018/07/07

イワウメ(イワウメ科)
撮影日:2018/07/07

イワヒゲ(ツツジ科)
撮影日:2018/07/07

タカネグンバイ(アブラナ科)
撮影日:2018/07/07



山頂付近にて


山頂

山頂から見えるそびえ立つ岩


南峰方面。
踏み跡はあるが、危険なため行かない方が良い。

沓形分岐より、沓形コースに下山
かなり急で足場も悪い


エゾコザクラ(科)
撮影日:2018/07/07

危険な岩と砂のトラバース地帯

砂場でかなり脆く、岩も落としやすい

落ちたら終わり

ここもさらに途中にも崩れた登山道

かなり危ない




ウコンウツギ(スイカズラ科)
撮影日:2018/07/07

ヨツバシオガマ(ゴマノハグサ科)
撮影日:2018/07/07

シロバナミヤマアズマギク(キク科)
撮影日:2018/07/07

マルバシモツケ(バラ科)
撮影日:2018/07/07

エゾツツジ(ツツジ科)
撮影日:2018/07/07

エゾカンゾウ(ユリ科)
撮影日:2018/07/07

山頂方面



三眺山(さんちょうざん)から利尻山の山頂方面


沓形コースの避難小屋

まるで物置。カビも生えてジメジメしている。


沓形コースの登山口


 動画はこちら

EPISODE 1


EPISODE 2