核心の渡渉 長靴では厳しい深さ 3月中旬くらいまでならスノーブリッジがある |
山:知床岳
標高:1254m
活動距離:17.4km
高低差:1300m
累積標高上り/下り 1,747m / 1,787m
往路コース:カモイウンベ川コース
復路コース:カモイウンベ川コース
登り:6時間30分
下り:2時間30分
体力度:★★★★★
危険度:★★★★★
オススメ度:★★★★★
レベル:上級
トイレ:道の駅 知床・らうす
トイレMAP:https://goo.gl/maps/eyTn2ve2PQe5huKQ8
登山口駐車場:相泊 ※海岸沿いに車を停めると番屋の方に怒られます ※5台くらい可
登山口駐車場のGoogle Map:https://goo.gl/maps/tnvMpvxDTWkbHgzG6
温泉:熊の湯(無料) ※2019年4月20日は湯音が低いため閉鎖されていた
温泉URL:http://www.hokkaidolikers.com/articles/2340
温泉MAP:https://goo.gl/maps/TfHQqFUj83WDojzQ6
YAMAP:https://yamap.com/activities/3469801 (2019/04/20)
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知床岳(しれとこだけ)は世界自然遺産に登録されている知床半島にある山で、北海道百名山の一つとなっている。夏道はないため、夏は藪漕ぎ登山や沢登りでしかいけない。それでも夏は藪漕ぎ登山としてこちらのサイトで注意点について詳細な説明がある。
積雪期に行く場合は、長いコースのため一日中天候が安定しやすい4月がオススメだ。
3月中旬頃までは海岸沿いの渡渉でスノーブリッジが残っていることがあるが、それ以降は渡渉が必要となる。股下まで沈むことがあるため、胴長を持って行ったほうが良い。
スタートからスキーに兼用靴をつけてシートラ、胴長を履いてスタートするのが良いだろう。20分ほどあるけば核心となる渡渉。そこを渡って沢沿いの尾根筋にいくと踏み跡があるためそのまま藪漕ぎをして尾根を登る。そうするとすぐに雪がついているため胴長をデポしてシール歩きとなる。ほぼ平坦な道をしばらく歩くと途中でスノーブリッジを渡る。ここは丸太の橋があるらしく、春になってもスノーブリッジが残っている。
駐車場からスタート 海岸沿いに駐車すると怒られるので手前に駐車しよう |
シートラ、そして胴長を着て歩く |
核心の渡渉 長靴では厳しい深さ 3月中旬くらいまでならスノーブリッジがある |
渡渉終了地点。 左側の尾根筋から藪を漕いで登る |
シートラ藪こぎ |
藪漕ぎしたら雪が出てきてやっとシールで登る |
このあと標高180mでスノーブリッジ(SB)を渡る。ピンクテープがあり、4月中旬でもここだけしっかりSBがある。木の橋がかけられているらしい。詳細は動画にて
SBを渡って徐々に標高をあげていく |
標高が上がってくると景色が良い |
国後島を見ながら登る 標高600m~900mまでは急斜面が続く スキーのジグ切りが苦手な場合は シートラ(つぼ)で登ったほうが早いかもしれない |
急斜面を登り切った |
途中にはハイマツ違いがあるため、沢筋に近い雪がついたところを登っていく それでも雪解け状況しだいでハイマツの上を歩くことになる |
立ちはだかるハイマツ |
ハイマツを避けながら登る |
途中でハイマツの上を歩くことになる |
標高:1070mあたりから知床岳山頂までは、 大きくトラバースすると登り返しがない。 しかし、この日はハイマツが出ていたため、下まで降りて登った。 帰りは少し登り返すがシールをつけるほどではない |
ハイマツに氷がついている。叩けば良い音が出る |
知床岳 山頂にて撮影 |
ハイマツを抜けて滑る |
急斜面を滑る |
ザラメが気持ち良い |
動画はこちら