核心となる三段の滝は2段目までザイルなしで直登 3段目は登れないため左岸を高巻くザイルは必要だ |
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山: 羅臼岳
標高:1660m
活動距離:18.8km
高低差:1340m
累積標高上り/下り 2,468m / 2,313m
往路コース:サシルイ川海豊川
復路コース:登山川
1日目
登り:9時間 標高900m C1まで
2日目
登り:2時間(C1から羅臼平まで) ※羅臼岳山頂まではここから往復1時間30分
下り:6時間30分 (羅臼平から登山川入渓地点まで)
体力度:★★★★☆
危険度:★★★☆☆
オススメ度:★★★☆☆
レベル:中級
トイレ:なし
トイレMAP:なし
駐車場:駐車帯 4台程度
駐車場のGoogle Map:https://goo.gl/maps/YynxvjJxsajv77M7A
温泉:熊の湯(無料)
温泉URL:http://www.hokkaidolikers.com/articles/2340
温泉MAP:https://goo.gl/maps/TfHQqFUj83WDojzQ6
YAMAP:https://yamap.com/activities/4587303 (2019/09/14-15)
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一般的にサシルイ川と呼ばれている沢だが、地形図上は海豊川となっている。
登山口となるサシルイ川河口にあるサシルイ自然公園の駐車スペースがある。ここから公園を通過してダムの上から入渓となる。
標高300mくらいまではダラダラとした川原歩きとなる。標高350mで沢登りらしくなり、小滝が連続する。標高530mで15mほどの滝がある。難しくないが落ちると岩のためロープがあると安全だ。標高600m二股では確信となる3段の滝がある。2段目まではザイルなしで直登できる。3段目は草付きを高巻くが、岩盤でバイルが刺さらないためザイルで確保した方が良い。
2019/09/14-15はおそらく秋特有のヌメヌメが大量発生しておりかなり危険なヌメリが多数あった。
そのあとは階段状の滝がありシャワークライムで登る。その後いくつか小滝を超えてナメ床があり癒やされる。
標高900mが快適ではないがテン場に使える(他に良さそうな場所は少ない)。
標高900mのテン場から2時間ほどで羅臼平にいける。一度水は枯れるが、最後の水場は1180mで枝沢から出ている。
羅臼平から山頂まで往復1時間30分だ。
下りに使う羅臼平から登山道を使い屏風岩を過ぎて「泊場」となっているところから登山川に入渓する。硫黄の川で赤と白のカラフルな沢で面白い。
標高350mの滝のみ懸垂下降が必要で、他は高巻いて降りることができる。
最後に知床大橋が見えてきたら真下まで行き、沢を渡渉してトンネル横から道路に戻る。
羅臼町まで行けば「羅臼営業所」から「知円別線[阿寒バス]」に乗れば自然公園行きのバスが出ているが、本数が少ないため要注意。
知床大橋からバス停となる羅臼営業所までは徒歩45分。知床国立公園羅臼温泉野営場に泊まるなら荷物を置いてから車回収すると楽だ。
橋の手前にあるサシルイ自然公園への入口 |
駐車スペース |
公園を通過させていただく |
ウスヒラタケがあった 撮影:2019/9/14 |
途中にはヒグマの足跡 |
途中にはナメ滝もある |
標高350m 左岸からの飛沫を浴びながら通過 この辺りから小滝が増えてくる |
簡単に登れる小滝が連続する |
大きな巌が邪魔で少し登りにくい |
標高530m 15mの滝 |
標高530m 15mの滝 足場はしっかりあるが、ロープが欲しいところ |
この後も滝をいくつか超えていく |
標高600m 二股 左股は屏風岩へと続くナメ滝 右股が登ることになる三段の滝 |
核心となる三段の滝は2段目までザイルなしで直登 3段目は登れないため左岸を高巻くザイルは必要だ |
2段目を登る |
三段目の高巻き 岩盤のためバイルは効かない |
核心を越えると階段状の滝がある 左岸を登ればザイルはいらないだろう シャワークライムとなる |
核心を越えるとナメで癒やされる |
標高900m 本日のテン場 木が多く、あまり快適とはいえない しかし他に良さそうな場所はなかった |
標高900mを過ぎると川幅は極端に小さくなる |
この後すぐに枯れるがまだ最後の水場ではない 標高900md |
標高900mのわかりにくい二股を左に誤って行ってしまったため、 右の沢に乗っ越すところ すぐに気づけば苦労なくん乗っ越せる |
完全に枯れる |
標高1000mの涸滝は右岸を高巻く |
標高1180mで枝沢から最後の水場がある ここの水が一番美味しい |
標高1150mあたりからはヒグマの獣道が登山道のようになっている かなり歩きやすい |
快適な登山道 |
砂礫帯を抜けて登山道に合流する |
羅臼平から羅臼岳三梃 |
羅臼平 |
登山道を下り |
屏風岩 |
地形図に「泊場」と出ているところから、 下りに使う登山川へ入渓する 時々登山道と合流する |
イオウゴケ 地衣類 |
登山川は硫黄が強く、赤や白でカラフルな沢だ |
標高770m 2段の滝滝は1箇所を除き、高巻いて降りることができる |
標高770m 2段の滝は大きく高巻いた |
標高500m ナメ滝 ここも高巻く |
キヌガサタケに見えるが、図鑑を見るとちょっと違う |
標高350mの滝は懸垂下降 |
下ると橋が見えるので、橋の下までいくとトンネル横を登るルートが見える |
トンネル横を登って道路に出る |
動画はこちら
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