道警山岳救助隊式プラティパス湯たんぽの作り方を解説します。
プラティパス湯たんぽは低体温症に対して使用します。
低体温症の対応は以下の4原則。
【低体温症の対応4原則】
①食べる:熱産生するために糖質を摂取する
②隔離:寒さ、雨、風を防ぐ環境作り
③保温:これ以上体温が逃げないように衣類を着込む
④加温:プラティパス湯たんぽなど
このうち、加温の方法として、プラティパス湯たんぽは大変有用です。
【プラティパスの使い方】
①熱湯を使用。温度勾配が大きい方が早く熱が伝わるため。
②7割くらい入れたら空気をぬく。
パンパンに入れすぎて容器が丸くなってしまうと、逆に接触面積が小さくなってしまう。
③アウターシェルの上から当てる。もしくはタオルなどに包むなどしてやけどに注意。
④体幹(胸・腹)に当てる。背中はやけどになりやすいので避ける。
※容器はペットボトルよりプラティパスの方が接触面積大きくなるので加温効率がよい。
現場の状況により、使える道具や手段も変わってくるので、正解不正解というよりも、引き出しを増やしていくことも大切です。
【参考】
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特定のノウハウや治療法を推奨するものではなく、最適解は状況により異なります。
個々の事例に対する責任は一切負いません。
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