2999年8月9日金曜日

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2018年6月17日日曜日

登山でのマダニ対策について



きちんと整備された普通の登山であれば特にきにする必要はないマダニ。

しかし、山菜採りや、きちんと整備されていない藪漕ぎが必要な登山道(北海道の日高地方のような)な山に行くときになマダニの対策は必須です。

マダニは乾いた笹薮を漕ぐと高確率付着します。藪漕ぎをすることが想定される場合は以下の対策を必ずしましょう。

1.肌は露出しない





手袋はもちろん、首もタオルを巻く等して露出しないようにすることが一番です。

2.マダニに効果のある虫除けスプレーをこまめにつける(ディート配合)




ディートという成分がマダニに効果があります。
このディートという成分は多くの虫除けスプレーに含まれていますが、物によって濃度が異なります。あまりに強いと肌によくないため、日本では30%が限度の濃度になっています。
濃度が高ければ効果が高いというわけではなく、効果時間が異なります。
5%だと約90分です。これは汗で流れることを想定していないので、実際にはもっと短いと考えた方が良いです。
そうなると、こまめに虫除けスプレーをかけるのは大変なので、できるだけ濃度が高い方が効果が切れている時間を抑えることができます。

サラテクトミスト リッチリッチ30は濃度が30%のため、約5~8時間効果あります。



しかし、汗で流れることや、笹薮で擦れることを考えるともっと短い時間と考えた方が良いです。

3.下山後はできるだけ早く温泉に入りダニチェック。



ダニは顔や腕や首のようなみやすいところではないところに侵入している可能性があります。
笹薮を漕いだ後はできるだけ早く温泉に入り、全身をできるだけチェックしてください。

仲間がいればお互いにチェックすると良いでしょう。


4.万が一付着していたら




無理にとるとダニの口の部分が皮膚の中に残って化膿する場合があるため、できれば皮膚科にいって取ってもらうのがベストです。
しかし、なかなかそうはいかないため、以下のようなマダニ取りがあるといざという時に使えます。救急セットの中に一つ入れておきましょう。





最後に

マダニの危険がある山はこういう山です。








2018年6月12日火曜日

イドンナップ岳 サツナイ沢・西尾根コース

新冠富士付近からイドンナップ岳への稜線
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山:イドンナップ岳
標高:1752m
活動距離:19.14km
高低差:1,361m
累積標高上り/下り 2,088m / 2,086m
往路コース:サツナイ沢・西尾根コース
復路コース:サツナイ沢・西尾根コース
登り:8時間40分
下り:7時間40分
体力度:★★★★★★
危険度:★★★★★★
オススメ度:★★★☆☆
レベル:超上級

トイレ:イドンナップ山荘(できれば事前にコンビニで済ませたい)
トイレMAP:https://goo.gl/maps/aotJDWW9Pk72

登山口駐車場:あり(8台程度)
登山口駐車場のGoogle Map:https://goo.gl/maps/wwkmZVc8Ajx

温泉:新冠温泉レ・コードの湯(500円)
温泉URL:http://hotelhills.jp/spa/
温泉MAP:https://goo.gl/maps/2ZoqWQM41RC2

YAMAP:https://yamap.co.jp/activity/2001754 (2018/06/10)
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 イドンナップ岳(いどんなっぷだけ)は北海道日高山脈にある日帰り登山最難関と呼ばれる山だ。北海道百名山の一つになっている。
新冠ポロシリ山岳会にて2018年6月10日に新冠富士とイドンナップ岳に新しい標識が設置されている。
 コースは新冠湖から登り、新冠富士を経由するコース一つのみである。テント場はないため、基本は日帰りのコースとなる。泊まる場合は笹薮の中にテントを張る等の工夫が必要だ。藪漕ぎが多いため下りの時間もほとんど変わることはない。
 

注1:道迷い防止のため、二人以上で

このコースでは踏み跡が不明瞭な道が多いため道迷い遭難が多く発生する。一人だけだと道を見逃しやすいため、二人以上で、先頭と後ろから道をよく確認しながら進むようにしたい。また、疲れのせいかわからないが、筆者は一度コンパスが狂って道がわからなくなったため、十分注意したい。

注2:クマへの注意は怠らずに

イドンナップ山荘付近には好戦的なクマがいるとの噂がある。姿を目撃はしなかったが、登山道でクマと思われる動物に遭遇した。クマ対策はしっかりとしたい。

注3:靴下はネオプレーンで

この登山道では沢の渡渉や濡れた笹薮の道を歩くことになり、下半身はかなり濡れる。
レインパンツとゲイターをしても靴の中もびしょびしょになるため、ネオプレーンの靴下で行くことをオススメする。
通常の靴下だと濡れて靴擦れするためだ。沢靴を持っていくほどの沢道ではない。

注4:ダニに注意

 沢薮を漕ぐ時間が長いためダニがつきやすい。普段ダニをみない筆者でも服についているダニを何度もみた。マダニに効果がある虫除けスプレーと万が一マダニに噛まれた場合のマダニ取りは必須だ。











■新冠湖登山口~旧登山口まで(40分)

登山口駐車場から徒歩で30分ほどで旧登山口がある。以前は車で旧登山口まで行くことができたが、林道崩壊により徒歩のみとなる。

登山口

 駐車場から林道を歩き最初の渡渉で林道に行く。つい左に行きたくなり、行けなくもないが、林道を歩いた方が早い。林道をしばらく歩くと再び渡渉がありそこを抜けると旧登山口となる。渡渉は合わせて2回だ。


 
登山道入り口から林道跡への渡渉地点
林道が奥。左にいって行けなくもないが林道を歩いた方が楽


林道を進むと崩壊したガレ場がある。
足元に十分注意して進もう


林道跡には標識がある

 旧登山口からはフキが生い茂っている道を少し進むとすぐに沢に入る。

林道跡最終地点。急登山口
ここからはフキが生い茂っている道を進む


■旧登山口~岩場まで(2時間40分)

沢は土砂が崩れていて足場が脆い。気をつけて歩こう。

すぐに沢筋の道となる
沢から尾根へと上がる道。土が脆いため注意が必要だ。
ここから先は水場がないため、必要な場合はここで給水する。

オオサクラソウ
撮影日:2018/06/10

沢から西尾根に上がり、標高878mの左側のコルの付近は獣道があるため道に迷いやすい。注意深くピンクテープを探そう

西尾根コル付近までは歩きやすい

沢から尾根に上がった道。ここは歩きやすい

ゴゼンタチバナ
撮影日:2018/06/10

ムラサキヤシオツツジ
撮影日:2018/06/10
標高878m付近から笹薮が濃くなる。背丈は低いが獣道もあり、踏み跡を見逃しやすいため注意しながら進もう。時々ロープも設置されている。


まっすぐいくと道だが写真だとわかりにくい

ロープ場が複数箇所ある
ここが登山道。
写真だとわからないが、肉眼で注意深く見ると踏み跡がある。

尾根を歩いてもなかなか景色は見えない

■岩場~1371コルまで(1時間40分)

標高1050mの表記の右側の尾根には岩場がある。ロープも多く設置されている。
落石がとても起こりやすいため、一人ずつ注意しながら進もう。


イソツツジ
撮影日:2018/06/10

 岩場を過ぎて1404ピーク付近から笹が刈り分けられていない斜めになった道を進む。
このコースの中では、この笹トラバースが一番きつい。
 以前は綺麗に刈り分けられていたようだが、2018年6月現在は全く刈り分けがなく、踏み跡とも呼べない笹やを踏みながらトラバースする。大変滑るため両手でしっかりと笹を掴みながら進む必要がある。
 山頂で出会った新冠ポロシリ山岳会の会長の話によると、本当は尾根場の登山道を作りたかったが、国定公園の関係で許可が降りなく、泣く泣くトラバースする道になってしまったとのこと。

たまに少しだけ景色が見える箇所がある。


■1371コル~新冠富士まで(1時間40分)

 1404ピークを過ぎて1371に近くにつれて笹トラバースがなくなり緩やかな歩きやすい道となる。

6月上旬なら雪渓が少し残っている

笹トラバースで疲れた足を癒してくれる優しい道だ

ミヤマエンレイソウ
撮影日:2018/06/10

サンカヨウ
撮影日:2018/06/10
緩やかな道を抜けるとまた笹トラバースが多少ある。
新冠富士の尾根に上がる途中ではシラネアオイとコバイケイソウの群生がみられる。
そこをさらに登るとロープ場があり、ここは一面行者ニンニク畑となっている。



ケエゾキスミレ
撮影日:2018/06/10

ウズラバハクサンチドリ
撮影日:2018/06/10

エゾエンゴサク
撮影日:2018/06/10

 行者ニンニクの急登を登り終えるとクリオネの形をした新冠湖が見える



 さらに少し進むと幌尻岳が見える。

行者ニンニク畑の急登付近から幌尻岳
山頂が近くなるとハイマツ漕ぎになるが、少しだけだ。そこを抜けると新冠富士の山頂が待っている。


新冠ポロシリ山岳会のみなさまによって2018年6月10日に新しい標識が設置された

新冠富士山頂から
カムエクと雲海

新冠富士山頂からカムエクウチカウシヤマと1839峰


■新冠富士~イドンナップ岳まで(2時間)

 標高1667mの新冠富士からイドンナップ岳(標高:1717m)までの道は踏み跡が不明瞭なハイマツ漕ぎとなる。アップダウンを繰り返す稜線歩きだ。新冠富士山頂で荷物をデポするのも良いだろう。
 ここでも踏み跡が不明瞭で迷うとひどい藪漕ぎを強いられる。道を外さないよう十分注意したい。雪渓がある場合は滑落の危険がある道なため、同じく十分注意しよう。

チシマザクラ
撮影日:2018/06/10

新冠富士付近からイドンナップ岳への稜線

イドンナップまではこのような道を進む

ヒメイチゲ
撮影日:2018/06/10
ショウジョウバカマ
撮影日:2018/06/10

ミヤマキンバイ
撮影日:2018/06/10
標高:1747.8mの三角点
テントを広げるスペースはない

ほぼ道とは呼べないハイマツ道を進んで行く

ほぼ道とは呼べない

コメバツガザクラ
撮影日:2018/06/10

雪渓があると歩きやすい


イドンナップ岳山頂
新しい標識で一番最初に記念撮影

 動画はこちら

EPISODE 1




EPISODE 2(準備中)