2020年11月25日水曜日

屋久島沢登り5 安房川 下部 沢泳ぎ

 

安房川は屋久島の中で最も美しいかもしれない

屋久島沢登りの旅6日目(2020/11/5)

10月23日から四国、九州のクライミングと沢登り。ようやく2週間が経過し、山行最終日となる。翌日は移動日だ。

もうほんと旅行も行き過ぎると家に帰りたくなる。というかブログや動画が溜まりすぎて帰った後の大量の仕事があると思うと憂鬱になってくる。

移動中に動画編集できるようにもっていったMacも港のコインロッカーに預けたままだ。

私は早く帰りたいという気持ちのまま、サリーはやる気満々で最終日も沢登りにいこうという。。。

最後は安房川の下部から大きい川を泳ぐ山行だ。沢登りとしているが、登るというよりひたすら泳ぐ感じだ。

ライフジャケットとシュノーケルを持って行って挑む。






松峰大橋までタクシーで移動
橋から降りて入渓地点にいく。途中1回懸垂

沢というか川

透き通っているため、浅く見えるが
実際はかなり深い

優雅にカヌーで楽しんでいる方々の横を
泥臭い沢装備で歩き、泳ぐ我々

サリーが必至に泳ぐ
泳ぎ下手なのになんでココを選ぶのか
おかげで全然進まない

安房川は屋久島の中で最も美しいかもしれない

さすがに11月なので冷たい
サリーが遅すぎるのでザックピストンなのでサリーを引っ張る


この先、トンゴの滝を目指すが、時間切れで途中で撤退。まぁ、滝までいかなくても十分だと思う。
ところでこのトンゴの滝には、地元の人いわく、変な水流があり、ここを泳ぐと引き込まれて溺れてしまうらしい。何人も死んでいる人がいるので、トンゴの滝だけは泳がないように注意された。
トンゴの滝に行く方は十分注意してほしい。

寒さで震えてお湯を飲むサリー

帰り際
寒くて元気がないサリー


プライベートビーチ(海ではない)

ここはひたすら泳いで泳いでいく沢だ。


帰りのフェリーで刺身をいただく。
この刺身を買うために、時間ないのにサリーはダッシュで刺身を買ってきた。
サリーは食に妥協しない。

フェリーを降りて鹿児島で一泊
食に妥協しないサリーはラストオーダーまで残り50分しかない居酒屋にいく
ここが美味しそうだというので、致し方なく二人で猛ダッシュして居酒屋にいく
食に妥協しないサリーといるといつもこんな感じだ

猛ダッシュで居酒屋着。全力で10分走ったかな。

ここで食に妥協しないサリーは営業時間残り50分切っているのに5500円のコース料理を頼む。
店員さんが、少し嫌そうな顔をしていたが、サリーは気にしない。
このあと怒涛の勢いでコース料理が出てきて私は落ち着かなかった。
しかし、サリーは美味しいと満足している様子だった。


移動日も含めて15日の沢と岩遠征を終えて、思った。やっぱりお家は良い。

次回の遠征は長くても1週間くらいでいいかな。。。

旅行代金二人合計で30万円ほどかかった。。。。しばらく極貧生活を送ることになりそうだ。。。。


動画はこちら
















屋久島沢登り4 黒味川 遡行

 

標高:230m チョックストーンの滝
晴れていれば美しいようだが、
このときは曇って不気味な雰囲気だった

屋久島沢登りの旅5日目(2020/11/4)

昨日は海辺のとあるキャンプ場にテントを張って泊まった。今回の旅で最初で最後のテント泊となった。テントもっていたのに、14日の行程のうち1日しかテントを張れなかった。

横河渓谷近くの停留所からバスに乗り、屋久島町立栗生まで乗る。二人の合計バス台が4000円を超えてすごく高い。これならレンタカーを借りた方が良かったのではないかと後悔する。







9時頃に新栗生橋の停留所に着
すでにスタートが遅い

橋を渡る。この橋から見える黒味川はとてもきれいだった

栗生小学校の横を通り過ぎ

適当な道をあるき、入渓ポイントを探す

入渓
屋久島の沢は本当にどこも美しい

巨岩帯をひたすら泳ぎ、乗り越え、歩いていく


標高:230m チョックストーンの滝
晴れていれば美しいようだが、
このときは曇って不気味な雰囲気だった

やばい雰囲気なので高巻く

上からみたチョックストーンの滝


標高:280m 滑り台みたいな滝
ここもあっさり高巻く
このあと懸垂となるが、この日はここで時間切れ
懸垂せずに降りてきました。
帰りは林道跡を歩いて快適下山



下山後、新栗生橋のバス停留所から行こうとするが、WEBに出ていた時刻表よりも実際の最終バスが早くて、最終バスを逃す。
近くの民宿に助けを要請し平内海中温泉まで乗せてもらう。とても親切な方でした。
民宿かめのご主人、ありがとうございました。今度いったときはお泊りします。

この日は宿も予約していないので、平内海中温泉付近で、こっそりテントを張って一晩過ごそうかと思っていたら、平内海中温泉は入れる時間ではなかった。

この温泉は干潮時のみ入れる温泉だったことを調べておらず、どうしようかと困っていたら近所のナオミさんという女性の方に助けていただき、今夜空いている屋久島サウスビレッジ
まで車で送ってもらう。ナオミさん、本当にありがとうございます。


サウスビレッジで夕食を食べる
ここで自転車をレンタルし干潮時間となる3時頃に温泉に向かう

湯舟が3つほどあり、良い温泉だった。
完全に混浴だが、真っ暗なので女性でも入りやすそうだった


動画はこちら






2020年11月17日火曜日

屋久島沢登り3 横河(よっぷ)渓谷から永田川


屋久島沢登りの旅4日目(2020/11/3)

今回は永田川を楽しむ。




永田町の民宿に泊まり、徒歩で横河(よっぷ)渓谷へ歩く。

標識がある


ここが駐車場となり、登山道を歩くと沢に出るが、入渓地点ではない
入渓地点まで最短でいくなら、幅の広い道路を歩く方が早い

沢に出るが、ここから林道までいく道がない。
藪をかきわけ進むと踏み跡がある

林道に出る

途中には永田岳への登山道の入り口がある
このあとは猟師道を進む
屋久島は山と高原地図をみると、地理院地図に出ていない道が表記されていることがある
今回も山と高原地図にしか出ていない猟師道を進む

入渓地点

透明度が高く美しい




大きなポットホール

今回は標高230mで引き返す

帰りの猟師道は崩壊が激しくほぼ藪漕ぎ
山と高原地図にしか出ていない猟師道だ。
藪が多いが、沢を下るよりは早い


かなり険しい道も多かった

動画







2020年11月13日金曜日

屋久島沢登り2 安房川 北沢

かなりへつったり、巻いたりしたが、暑ければもっと泳ぎたい沢だ

 

屋久島沢登りの旅3日目(2020/11/2)

最初の二日間は天気に恵まれずまともに沢登りができなかったが、今日は天気が良い。






というわけで白谷山荘から1時間半ほど歩き、安房川の南沢の入渓地点、標高727mの楠川分かれの分岐から入渓。

入渓地点のトロッコ道は快適だ
時間がなくても沢登りの途中からすぐにトロッコ道にエスケープできる

入渓地点
 安房川 南沢
花崗岩の巨岩帯。フェルトよりラバー。ラバーはフリクションがバチ効き。
巨岩帯は背が高い方が圧倒的に有利だ
このあと標高730mほどで北沢への分岐となる

青空と透明度の高い水でテンション上がる

思わず記念撮影

屋久島の沢はどこも美しい

かなりへつったり、巻いたりしたが、暑ければもっと泳ぎたい沢だ


唯一直登しなければ超えられそうにないチョックストーンの滝
地図上に出ている891mのそば(標高:870m)
川幅はとても広いのだが、巨岩が行く手を阻んでいてここしか超えられそうになかった
ハンドサイズのカムが使えた
A0で抜ける

今回は時間の都合で標高891mからエスケープ

快適なトロッコ道を歩いて下山

動画はこちら