2019年6月28日金曜日

夏山登山入門4.夏山登山に必要な服装とレイヤリング




【夏山登山入門4】-.夏山登山に必要な服装とレイヤリング-

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【厚手の靴下(トレッキングソックス)】




登山では靴擦れ等を防止するために厚手の靴下を着用します。基本的に何でも良いのですが、登山用のサポート機能付き靴下を履くと足の疲れが軽減できます。
 履き心地や臭いの問題があるため、ウールが使われている素材がオススメです。



 
靴下、トレッキングソックスついてはこの動画でも説明しています。





【着圧タイツ


 着圧タイツは必須ではりません。
 しかし、これがあるとないとでは、登山後の疲れに大変大きく影響します。体力がない方や足腰に不安のある方は思い切って高い着圧タイツを購入されることをお勧めします。







【パンツ(下着)】


 通常の夏山登山であれば、綿でなければなんでもいいです。綿は汗を吸収して重くなり、乾きにくいのでオススメしません。
春や秋で標高の高い山にいく場合は、汗冷えは深刻なため以下のような汗冷えしないインナーパンツを履くことをオススメします。




【ズボン、ボトムス】



登山用のズボンは動きやすくて軽いものが良いです。綿のズボンは汗を吸って乾きにくいのでやめておきましょう。
 最近はワークマンでも安くて高品質な商品が販売されています。





【ドライレイヤー(最初はいらない)】


 「最初はいらな」というのは通常夏山の低山であれば汗冷えを気にするほど汗冷えしないからです。むしろ真夏の低山だとこの商品はかえって厚くなる場合があります。
 しかし、春や秋の山、真夏でも標高の高い高山に登る場合は気温が下がり、汗冷えすることがあります(標高が100m上がるごとに気温が0.6度下がると言われています)
 春や秋、夏でも標高の高い山に登る場合は、ドライレイヤーもそろえましょう。
 あみあみの場合、冬に登る場合は袖があるほう暖かくて良いですが、春夏秋ならノースリーブの方が快適でしょう。



ミレーのあみあみに似ているTS DRYの商品紹介動画



【インナーシャツ(長袖)】

ドライレイヤーを着たら汗を吸って乾かしてくれるインナーシャツが必要です。
できるだけぴったりのものを着ないと、ドライレイヤーの効果が発揮できません。
 夏の低山なら、このインナーシャツとTシャツを着れば十分です。
 また、ドライレイヤーを着ない場合でも擦り傷防止のために長袖のシャツは必要です。山ではウルシかぶれの危険もあるため、できるだけ素肌を出さないようにするのが基本です。この商品は登山用品店で買う方が良いかもしれません。





【Tシャツ(半袖)】



インナーシャツの上に長袖のポロシャツを着る方法もありますが、お勧めしません。荷物が増えるし、温度調節がしにくいためです。
インナーシャツの上にTシャツを着る方が温度調節の必要がなく、涼しくて快適、汗も乾きやすいです。
Tシャツは綿でない速乾性があるものならなんでも良いです。
ただし、一番目立つためお気に入りのブランドのものを着るとテンションが上がります。




【レインウェア(上下)とレイングローブ】



 レインウェアは基本的には必要ですが、軽い登山をちょっとする程度なら必要ありません。行動時間も短く標高の低い山に登るため雨に濡れたとしても大した影響がないためです(登り1時間以内程度)
 とはいえ、体力がなくて素早く歩けない人や、標高の高い山、行動時間の長い山の時は必須装備となります。
 登山用品店だと高級なレインウェアが販売されていますが、よほど本気で山に登らない限りはそこまでの本格的な性能は必要ありません。ワークマンや以下のような安価な商品を買っておけば問題ないでしょう。
 レインウェアは寒いときは雨が降った緊急時に着るものなので、デザインより値段で決めて良いと思います。
 レイングローブは登山用品店のものよりも絶対に以下のテムレスの方が機能性が良いです(ただし、ダサですが。。)





【防寒着(春や秋、標高の高い山は必須)



 真夏の低山は不要ですが、標高の高い山や春と秋には防寒着は必須です。山頂で風が吹くと本当に冷えるので真夏の低山以外は必ず持つようにしましょう。
 フリースやダウン等、なんでもいいですがフリースの方が濡れても問題ないので使いやすいです。ザックの容量が足りない場合や、軽さを追求したい場合はダウンを選択するといいと思います。ただし、濡れたら保温性がなくなるのでご注意ください





次は「5.夏山登山装備の購入について」について


2019年6月21日金曜日

北海道の山スキー(バックカントリー)で使うアイゼンについて考える



【日本の中でも地域によってスタイルが違う】

アイゼンを使いたくて登った樽前山

日本で冬山を登る場合、地域によってスタイルに大きな違いがあります。

本州ではアイゼンとピッケルを使ったスタイルでワカンと呼ばれるカンジキを使った冬山登山が主流です。インスタでもほとんどそういう写真がUPされています。

しかし、日本の中でも北海道は特殊で山スキー、ボードを使ったバックカントリーがメインの冬山スタイルです。

バックカントリーをしない方でもスノーシューで登り、それでもアイゼンやピッケルを使う山はほぼありません。

ここら改めて北海道と本州のスタイルの違いやアイゼンについて考えます。

【雪質が違う】





北海道では大量のパウダースノーが積もり、雪が柔らかく場面が多いのため、浮力のあるスキーやスノーシューの方が良いのです。

そしてパウダースノーがあるから滑ったほうが快適で早くて楽しいのです。



【北海道の山スキーにおけるアイゼンの使用頻度について】


 北海道ではカチカチのアイスバーンになる山や状況は少なく、年に40回ほど冬山にいっている僕でもアイゼンを使用したのは数回です。ピッケルに至っては0回です。

このように北海道の、とくに山スキーにおいてはアイゼンはほぼ活躍しません。


【アイゼンの種類について】



一言でアイゼンといっても以下のようにたくさんの細かい種類があります。

[爪の数]


4~8本:夏山の雪渓歩きのための軽アイゼン


10~12本:本格的な冬山登山用の詰めの数



[装着タイプ]


ストラップ式アイゼン:コバがなくても装着できる。比較的ライトな冬靴にも装着できる



セミワンタッチ式アイゼン:かかと側にコバがあるタイプで装着可能




ワンタッチ式アイゼン:前後にコバがあるスキーの兼用靴やアイスクライミングにも使う冬用登山靴


[形状の違い]


縦爪:アイスクライミング等の冬のクライミングに使用します。
通常の登山にも使えなくはないですが、平爪の方が歩きやすいです。





平爪:一般的なアイゼンで通常の登山に使用します。



[素材の違い]


スチール製:最も頑丈だが重い(クロモリなど)

カーボンスチール製:軽くて頑丈な素材でスチール製に比べると耐久性が劣る。

アルミニウム製:軽いが、アルミが削れていくため耐久性がない。岩が出ている場所でガシガシ利用すると2シーズンも持たない。


この中でも山スキーで使うのは以下の通りとなります。

------------------------
爪の数:10~12本の
装着タイプ:ワンタッチ式アイゼン(山スキーの靴には前後のコバがあるため)
形状:平爪
素材:これは自由
------------------------

【北海道のバックカントリーにおけるアイゼンのオススメ素材】


前述の通り、北海道のバックカントリーにおけるアイゼンの使用頻度は本当に少ないです。
そのため、重くて丈夫なスチール製よりも、
耐久性がなくても、非常に軽いアルミニウム製が断然お勧めです(スチール製の半分以下)

アルミ素材は、ガシガシ使用するとすぐに歯がなくなってしまいます。
そのため、たくさん使う場合は買い替え頻度が多くなりコスパが悪くなります。
しかし、北海道での使用頻度を考えると問題ありません。

以上を踏まえたうえでお勧めの商品がこちら

ペツル(PETZL)レオパード LLF T01A LLF レバーロックフィル


重量が330g(ペア)と非常に軽い
スチール製のものだと倍以上あります。
軽くてコンパクトなのでいつでもザックに忍ばせておくことができます。

心配になるつなぎ目の紐ですが、鋭利な岩の上に乗ると切れる恐れがありますが、北海道においてはそのような山は狙っていかない限りはほとんどありません。

これからアイゼンを購入される方や、アイゼンは重くて持ち歩きたくないという方はいかがでしょうか。




動画はこちら(秋に公開予定)









2019年6月17日月曜日

2019年はクライミングを頑張ります。クライミング日記1


2019年6月からクライミング日記はじめます。

【クライミング初体験】


2017年1月に初めてクライミング体験しましたが、全く登れない



クライミングは初日からある程度できる人もいるようですが、僕は全く向いていないようで全然できませんでした。

これ以降も何度かトライしましたが、なかなか状態でず自分はクライミングが向いていないと思うように。。。。

山岳会に入っていたので、小樽赤岩の岩登りも何度か経験させていただきましたが、あまりにも登れずにほとんどクライミングをやってきませんでした。

【クライミングに目覚める】

赤岩青巌峡のニンジン(5.8)をリード


苦手なクライミングでしたが、沢登りは好きなのでそのために、たまにクライミングジムで練習していました。
そんなとき、2019年4月に今の師匠となる方からボルダリングを少し教わりました。

今までも山岳会等のクライミング仲間から教わっていましたが、みんな体で覚えているので「こんな感じー」としか教えてもらえず、全然登れない状態でした。

しかし、その師匠の教え方がとても上手で、教えてもらうと体の使い方がわかってきて、自分にできると思ったのです。

ここから、クライミングジムの会員になり、5月から本格的にジム通いを始めました。

【嫌いだったクライミングが少しずつ好きになってきた】


この日記を書いている2019年6月には週4回ほどジムに通うようになりました。

そして師匠や周りの仲間と赤岩青巌峡や石垣山のクラックでの外岩登りを経験



【体重が重すぎる・・・】


2019年6月17日現在。

札幌NACのクライミングジムのトップロープだと10bくらい。
リードは10aをギリギリ登れるくらいになりました。

この本でたくさん勉強したおかげかな。



しかーし、実力はまだまだで、10bを登ると、体重が重いと感じるようになってきたのです。

今思えば、
2018年の山スキー事故の骨折から激太りして4月時点で体重は86kg(一時は87kgほど)

身長184cmで適正体重は75kg。

この日記を書いている2019年6月17日現在は85kg(10kgオーバー)

いろいろ調べてみると、僕の身長でクライマーとしての目指す体重は68kg!!

17kgも減らさないといけない。。。。。。

とりあえず、頑張って10kg減らすことを目標にしていきます。

目指せ適正体重75kg!!!!


【クライミング日記2 2019年7月に続く。。。】毎月書いていくことにします。

2019年6月7日金曜日

夏山登山入門3.夏山登山に必要なギア、装備








【夏山登山入門3】-.夏山登山に必要なギア、装備-

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【これだけは必携!登山靴】



元気な若いうちは、簡単な山であればスニーカーでも普通に登れます。しかし、年を重ねるにつれて足腰が弱くなっているので、いきなり登山を始めると思わぬ怪我をするものです。
 元気で若くて簡単な山のみならスニーカーでいけなくはないですが、やはり怪我のリスクはあります。
 怪我をしないために必要最低限な装備なので、登山口はしっかりしたものを購入するようにしましょう。

選び方ですが、登山靴といっても、価格が非常に安い登山靴風なものからしっかりした登山靴もあります。理想は1万円以上のものだとしっかりとした登山靴なので、それくらいの価格から探すことになります。

※価格が数千円から1万円未満程度の安いものは登山靴風の商品です。登山では靴が最も重要な商品となるため、山に行く場合は、ここだけはしっかりしたものを買いましょう。

キャラバンやモンベルの登山靴がオススメ。ちょっと高級ですが、スポルティバの登山靴も足が合えば良い登山靴です。必ずお店で試し履きしましょう。

 
 

選び方についてはこの動画でも説明しています。



【ザック、リュック(最初ならお家にある適当なものでもいいけど)

登山で必要なものといえばザック(リュック)です。
これも登山用品店で見ると高い値段に驚くと思います。
しかし、これも靴同様に慎重や体格によって背負い心地がすごくわかれます
登山用のものはサイズが分かれており、背負う方の体格に合わせてサイズを選ぶ必要があります。
そのため、ザックも登山靴同様にお店で背負ってみてから購入されることをお勧めします。
背負い心地は、中に重りを入れてみないとよくわからないため、気になる商品があったら店員さんに重りを入れてもらいましょう。通常お店に重りが置いてあります。
店員さんに聞けば身長、体格に適したザックを選んでくれるはずです。
登山は長時間荷物を背負うため、これを怠ると「肩が痛い」「ザックが安定しない」等困ることになります。

最初に選ぶべき大きさは日帰り登山で最適なサイズの30L前後を選ぶと間違いないでしょう。






お勧めの日帰り登山ザックの紹介動画



【できれば持ちたいエマージェンシーシート】



登山では、ツェルトが良いのですが、最初から持つには地味なのにかなり高い装備です。

そのため、サバイバルシートとも呼ばれる100円くらいのものを一つ持っておきましょう。寒いときに重宝します。




あとは、予算と登山のレベルに応じて少しずつそろえていきましょう。

ちなみに、2019の山のまこちゃんの登山装備はこちら




次は「4.夏山登山に必要な服装とレイヤリング」について


2019年6月3日月曜日

夏山登山 日帰り装備 山のまこちゃんの装備 2019




夏山登山の日帰り装備は何回も紹介していますが、新しいものが出たり、考え方が変わったりして装備は常に変わります。

ということで、
2019年夏の山のまこちゃんの日帰り装備を初心者向けに改めて紹介します。

・基本的に必須装備

【登山靴】


・足に合うのが一番。最近はこの靴が使いやすく、足にも合っています。
ハイカット、ミドルカット、ローカットと種類がありますが、中間のミドルカットがどんなシーンでも使えて断然おすすめです。

[スポルティバ] Trango TRK GORE-TEX トランゴ TRK GORE-TEX 11V




【ザック】

いろいろ検討したけど、これがちょうどよくてとても使いやすい。
大きさは30Lくらいが大きすぎず、小さすぎずちょうどいいと思います。
このザックの一番良いところはウエストベルトにスマホが入るところです。

GREGORY(グレゴリー) スタウト30 



【レインウェア】

夏用のレインウェアは消耗品として考えた方がいいです。
基本は雨の時の非常用装備となりますが、寒がりな方は着る場面は多いのでデザイン優先でいいと思います。ゴアテックスかどうかは気にしなくていいでしょう。

ちなみに私は上がマムート。下がモンベル。

以下の安いやつで十分でしょう




【救急セット】


袋は100円ジップロックです。救急セット専用のバッグもありますが、ジップロックの方が中身がわかりやすく、軽いです。
いろいろ試しましたが最終的にジップロックになっています。

救急セットに最低限必要なもの

・芍薬甘草湯(足がつった時に)
・テーピング(靴擦れ対策)
・絆創膏(いろいろ使える)
・下痢止めストッパ「(登山中にお腹が痛くなることけっこうあります)



救急セットにあると便利なもの

・長めの結束バンド(登山靴のソールがはがれたときに)
・痛み止め(頭痛、歯痛があったときに。経験上一度もありませんが)



【携帯トイレとトイレットペーパー】


山を汚さないために携帯トイレは必須です。
トイレットペーパーは専用のものもありますが、普段使っているのの芯を抜いたもので十分です(芯の抜き方の動画はこちら





【日焼け止め】


基本的になんでもいいです。行動中にこまめに塗り直しをすることが重要です。
髪が長い方は髪にかけることもできるスプレータイプがおすすめ。



【UVリップクリーム】


何も気にしていないとけっこうガサガサになります。普通のより、UVリップクリームを使いましょう。




【虫よけ】


夏山登山に虫よけは必須装備です。
普通にいろいろ効果はありますが、小さくて使いやすいタイプのこちらがおすすめです。

いろいろ使った中で一番使いやすいと思います。
経験上、効果も確実にあります。




【行動食】

エネルギー不足による「シャリバテ」を防ぐために、必ず何かを持ちましょう。

なんでもいいですが、グミがおすすめです。

果実系のグミの酸味が山にいるときは本当に美味しく感じます。

そしてグミだと解けずに手も汚れずに少しずつ食べやすいです。




【ホイッスル】

指笛でもいいのですが、できない場合はホイッスルは必要です。
いざというときに使いものなので、爆音がなるこちらのホイッスルが断然オススメ。
時々吹けばクマよけにもなります。


【飲み物】

基本的にペットボトルが良いです。
専用のボトルは登山後の疲れたあとに洗うのは本当に面倒です。

行動時間が長くなると、CAMELBAK(キャメルバック) アウトドア アンボトル 3.0 Lはとても便利(洗って乾かすのをサボるとカビが発生するので注意が必要)



※初心者の方でどれくらい水を持てばいいかわからない場合

体格や体質、季節、標高によっても大きな違いがありますが、山の行動時間1時間に対して1リットルと思って用意すると間違いないと思います。

・山によっては必要。あると便利な装備


【ストーブ】


お湯を沸かすのに便利ですね。最初はなくてもいいのですが、行動時間が長い山にいくときは万が一の遭難のことを考えると必須です。




【ツェルト】


最初は100円のエマージェンシーシートで十分です。
これも行動時間が長い山にいくときには必須です。
大きさは悩むところですが、基本的に自分一人が入ることを考えて、小さくて軽いものでいいです。




以上です。ほかにも細かいことを言うといろいろありますが、登山のレベルを徐々に上げていけば各地域や山にあった装備がわかってくると思います。

動画はこちら






イワオヌプリ 五色温泉コース

山頂付近からニセコアンヌプリ

—————–
山:イワオヌプリ
標高:1116m
活動距離:4km
高低差:354m
累積標高(登り/下り) 406m / 410m
往路コース:五色温泉コース
復路コース:五色温泉コース
登り:1時間
下り:50分
体力度:★☆☆☆☆
危険度:★☆☆☆☆
オススメ度:★★★★☆
レベル:初級

トイレ:ニセコ町五色温泉 インフォメーションセンターのトイレが利用できる
トイレMAP:登山口と同じ

登山口駐車場:「ニセコ町五色温泉 インフォメーションセンター」に駐車可能
駐車場のGoogle Map:https://goo.gl/maps/xNYmvWp3QUt9kYeQ8

温泉:五色温泉(700円)
温泉URL:http://goshiki-onsen.com/
温泉MAP:https://goo.gl/maps/PsuC2W8KncE2

YAMAP:https://yamap.com/activities/3825704 (2019/06/02)
—————–
 イワオヌプリは初心者でも簡単に登ることのできる標高1119mの活火山だ。登山口には温泉もあり、インフォメーションセンターのトイレもあるため気楽に登ることができるため人気が高い山で常に登山者がいる。
 硫黄の影響で樹木が少なく景色が良い。登山道もよく整備されておりまさに登山入門者にうってつけの山と言えるだろう。
 コースは五色温泉コースとニトヌプリから縦走してくるコースがある。
 なお、樹木が少なく途中からは岩と砂の道となる。ガスで視界不良のときは迷いやすいためガスがかかる時の登山はやめておこう。曇りそうなら、隣のニセコアンヌプリを登った方が良い。
 今回は五色温泉近くのインフォメーションセンターから登る最も人気な五色温泉コースを紹介しよう。
 橋を渡って、左手に五色温泉を見ながらアップダウンのある石段を進む。景色が開けると右手にはニセコアンヌプリが見える。途中からさらに階段が続き、登り切ると自然の道らしい登山道となる。そこからは頭を気にぶつけないように注意しながら進もう。
 途中に、二手に別れる分岐があるが、左はニトヌプリ方面、右がイワオヌプリ山頂となる。標識もあるため見逃さないようにしよう。
 途中、水が流れているところから、またコースが分岐する。水の流れの上流にはケルンがあり、そちらからも登れるが、小川を横切って進もう。そのまま頂上の方まであるくと山頂となる。なお、この山の山頂は、正確には別のところにあるが、そこまでの登山道はない。
 帰りは山頂付近にある分岐から、別のコースで帰ると良いだろう。




概要図

周辺地形図



ニセコ五色温泉インフォメーションセンター


ツバメオモト
撮影:2019/6/2

 ニセコアンヌプリ

入山届け

ちょっと辛い階段


ムラサキヤシオツツジ
撮影:2019/6/2

ところどころぬかるみがある

奥はニトヌプリの北峰と
右が南峰

左がニトヌプリへの分岐、右がイワオヌプリ
雪渓が残っていると分岐がわかりにくい

奥はニトヌプリ

ウコンウツギ
撮影:2019/6/2

エゾイソツツジ
撮影:2019/6/2


奥が山頂となる

分岐の標識



山頂付近からニセコアンヌプリ

動画