2017年6月29日木曜日

芦別岳 旧道コース〜新道コース

芦別岳を望む

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山:芦別岳
標高:1726m
活動距離:15.75km
高低差:1413m
累積標高上り/下り 2,190m / 2,176m
往路コース:旧道コース
復路コース:新道コース
登り:8時間
下り:3時間30分
体力度:★★★★☆
危険度:★★★★★
オススメ度:★★★★★
レベル:上級

トイレ:山部自然公園太陽の里
トイレマップ:https://goo.gl/maps/MHNzpVJv2hu

登山口駐車場:ふれあいの家(数十台程度駐車可能でキャンプ場からも歩いてこれる)
登山口駐車場のGoogle Map:https://goo.gl/maps/H3S1xgVJvP82

温泉:ハイランドふらの(510円) 
温泉URL:http://www.highland-furano.jp/spa/

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芦別岳(あしべつだけ)は夕張山地の最高峰だ。登山道は新道と旧道の2コースある。新道は登り4時間ほどのコースだが、旧道は登り8時間ほどの厳しいコースだ。
 今回は旧道コースから登って新道を下るコースを紹介する。
 旧道コースは沢沿いにアップダウンの激しい道を進み、最後の方も細尾根のアップダウンが激しく滑落の危険がある。またこの辺りはヒグマの密度が濃く、熊との遭遇率は非常に高い。接近戦用のナタと、熊除けの笛は必須だ。山の奥深くまでいく必要はあるが、ここは行者ニンンクが本当に多いためそれを目的の一つとして登るものもいる。採取する場合は根こそぎ採らないように注意してもらいたい。
 登山口にある山部自然公園太陽の里キャンプ場は利用料が無料でとても広い。旧道を登る場合は前泊して早朝から出発すると楽だ。




駐車場から芦別岳方面

登山口

登山口のフェンス

ミヤマオダマキ
撮影:2017/06/24

沢沿いを進む

タニウツギ
撮影:2017/06/24

鎖場もある

沢沿いは増水時は危険だ


途中にいくつも滝があり癒される

ハシゴが一箇所だけある

オオバミゾホオズキ
撮影:2017/06/24

カラマツソウ
撮影:2017/06/24

沢沿いに進事もあるためスパッツは必須

サンカヨウ
撮影:2017/06/24

エゾエンゴサク
撮影:2017/06/24

エゾイチゲ
撮影:2017/06/24

ツバメオモト
撮影:2017/06/24

オオバキスミレ
撮影:2017/06/24

道を間違えてしまった雪渓。本当は右

ルートに復帰するための笹漕ぎ。
※ルートを間違えた場合は通常は戻る必要がある。

ウコンウツギ
撮影:2017/06/24

登り6時間ほどえやっと見えて行くる芦別岳山頂

ハクサンイチゲ
撮影:2017/06/24

キバナシャクナゲ
撮影:2017/06/24

チングルマ
撮影:2017/06/24

ゴゼンタチバナ
撮影:2017/06/24
芦別岳を望む

最後の方の細尾根

滑落すると命はない

多数の危険箇所がある

ショウジョウバカマ
撮影:2017/06/24

コエゾツガザクラ
撮影:2017/06/24

キンバイソウ
撮影:2017/06/24

エゾルリソウ
撮影:2017/06/24


最後の岩登りのような場所。三点支持をしっかりしたい

山頂

途中で大量にあった行者ニンニク

動画はこちら(2017/06/24)











2017年6月18日日曜日

喜茂別岳 中岳林道コース

頂上。晴れていてれば羊蹄山も見える

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山:喜茂別岳
標高:1177m
活動距離:6.89km
高低差:455m
累積標高上り/下り 638m / 633m
往路コース:中岳林道コース
復路コース:中岳林道コース
登り:2時間
下り:1時間10分
体力度:★★☆☆☆
危険度:★★★☆☆
オススメ度:★☆☆☆☆
レベル:中級

トイレ:道の駅 望羊中山
トイレマップ:https://goo.gl/maps/17zwzWwjMRR2

登山口駐車場:あり(6台程度)
登山口駐車場のGoogle Map:https://goo.gl/maps/uFtxoVvJ1hD2
※MAPが存在しない林道をここから車で20分くらい進む必要がある。詳細は後述の地図に記載する。

温泉:湯元小金湯温泉まつの湯(600円)
温泉URL:http://www.matsunoyu.co.jp/
温泉 MAP:https://goo.gl/maps/fLtZnERvEGy

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 喜茂別岳(きもべつだけ)は札幌近郊の山で、中山峠の近くにある。頂上付近はなだらかだが、晴れていれば羊蹄山や無意根山がよく見える。
  登山コースは3コースあり、中岳林道コース、裏の沢コース、中山峠コースがある。
  今回は山菜採りに最適な中岳林道コースを紹介しよう。このコースは、札幌近郊の山にしては整備がされておらず、笹を漕ぐ必要がある。しかし、2018年の6月に登った時には整備されたかなり歩きやすい道となっていた。6月上旬頃からタケノコ(姫竹、根曲り岳)がたくさん採れるため山頂まで行かずに登山口付近で山菜採りをする人も多い。
 基本的に笹の刈り分け道が続く。標識もよく整備されているため、残雪が残っていない限りは迷うことはないだろう。
 途中の見晴台からは山頂が見える。頂上が近くなれば後ろに羊蹄山を見ることができる。もちろん山頂からもよく見える。



国道から登山口までの地図

登山地図

登山口そばの駐車帯

登山口前の2台程度の駐車帯はすでに埋まっている
根曲がり竹(姫だけ、たけのこ)
登山口付近でたくさん採れる

これが登山口
※2018年6月には整備されていた

ここを進む
かなり整備された

6月の初めは雪解け水の道になっていることがある

エゾエンゴサク
撮影:2018/06/02

エゾノリュウキンカ
撮影:2018/06/02

まだ残雪がある


シラネアオイ
撮影:2018/06/02

ムシカリ(オオカメノキ)
撮影:2018/06/02

ノウゴウイチゴ
撮影:2018/06/02

エゾイチゲ
撮影:2018/06/02


頂上が近くなると後ろに羊蹄山が見える

チシマザクラ
撮影:2018/06/02

ピーク



頂上手前の稜線

頂上から無意根山方面


頂上。晴れていてれば羊蹄山も見える


動画はこちら




2021/6/21の動画はこちら