2020年10月22日木曜日

【沢登り】恵庭岳 滝沢 F9まで

 

F7をリードするサリー

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山:恵庭岳(えにわだけ)
標高:1320mまで
活動距離:11km
高低差:800m
累積標高上り/下り 1193m / 1193m
往路コース:滝沢
復路コース:滝沢

登り:7時間
下り:3時間

体力度:★★★★☆
危険度:★★★★☆
オススメ度:★★★☆☆
レベル:上級
トイレMAP URL:https://goo.gl/maps/afPWgVdMpDm

トイレ:支笏湖観光センター
トイレMAP URL:https://goo.gl/maps/afPWgVdMpDm

登山口駐車場:林道ゲート手前2台程度(ゲート前に駐車しないこと)
登山口駐車場のGoogle Map:https://goo.gl/maps/Jvx4NkSUgQbtXe8a6

温泉:休暇村温泉 ※モンベル会員証、ベネフィット会員証で割引があります
温泉URL:http://www.qkamura.or.jp/shikotsu/hotspa/

温泉MAP:https://goo.gl/maps/TPTBfrTs6812

YAMAP:https://yamap.com/activities/8209588 (2020/10/17)

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 恵庭岳(えにわだけ)は支笏湖にある標高1319.6mの山だ。山頂部が尖っているのが特徴の

山だ。
 山頂部の岩場は崩落の危険性があり、夏道ルートにある第二見晴台から山頂部へは一時「立入禁止」の標識が設置された。しかし、山頂への登山を希望する登山者らの活動により「立ち入らないようにしてください」の表現に変更された。現在の状況については千歳市のこちらのサイトを要確認。
 今回は夏道ではなく、沢から登るルート「滝沢」ルートを紹介しよう。沢といっても枯れ沢で水は一切ない。しかし苔が多いため、フェルとの沢足袋があると良い。登る滝によっては、クライミングシューズの方が良い場合もあり、フェルトの沢足袋とクラミングシューズ二つを持っていくべきだ。
 ここには残置ハーケンがかなりあるが、今にも壊れそうな物も多く、ハーケンと小さめのカムがあると良い。F2~8はカムは1番以下を使用。2番以降のカムは活躍しなかった。
 そしてハーケンが多く活躍するためハーケンは多い方が良い。人工登攀でアブミを使わなければ登れない滝もある。





登山口。林道ゲート前
右側に2台ほど駐車可能

林道を歩くとすぐに道は消えて踏み跡


F1 30m 4級+
真ん中を登るみたいだが、今回は巻いた

F2 20m 4級ー
苔が滑りやすい
とれそうな岩に青いテープが巻いてある
残置はかなり不安定な物が多い

鹿の頭蓋骨


F3らしき小さな滑り台

滑りやすく、油断はできない
直登しなくても左岸から楽に登れる


F4
ロープはいらないようにみえるが中間部から
左側にトラバースする2、3歩が怖い
念のためロープは出した方が安全だ
残置ハーケンもある

このトラバースがちょっと怖い

F5は胎内くぐり
ザックをはずして通過

F6手前(F5.5?)
見た目より難しい
残置ハーケンもある

F6 20m 4級ー
左右どちらからでも登れるらしい
右岸から行った方が楽そうに見えた

F6の上から


ほかにも滝と呼んで良さそうなところはいくつもある


F7 20m A1 3級
連打されている残置ハーケンと自分のハーケンで
アブミを作って登る
足も手もほとんどない


F7をリードするサリー

このあとF8あり。万が一滑った場合に備えてロープを出す。
残置ハーケンあり

F9 35m 4級+
この日は時間切れ
岩がかなり脆そうで、落石がたくさんあった
落石で危ない雰囲気

ラッペルに使える支点が各滝にあるので
それを使いラッペルで降りた

動画はこちら