2020年3月27日金曜日

新型コロナウイルスと登山について

3月下旬の九州旅行。くじゅう連山、坊がつる

 北海道でコロナウイルスの感染が拡大し、2月28日に北海道知事が緊急事態宣言を出し、外出を控えるよう呼び掛けて約一か月。
 あれから感染の拡大はかなり抑えられているようです。今では一番感染者数が多いのが東京都となっています。イタリアなどの海外では外出が禁止されるという事態も起きているが、今のところ日本はそうなっていないのは幸いですね。

 が緊急事態宣言が出された直後、山にいくかどうかは迷いましたが、多くの登山者は濃厚接触者が少ないとして山に登っています。同行者との濃厚接触は避けられませんが、それ以外は飲食店や温泉くらいしか不特定多数の人との接触はありません。

 自粛ムードが漂う中、飲み会や山岳会の集まりも行われませんが、各自登山に行くのは健康にも良くて免疫力向上には良いと思うので、登山なら外出も良いのでしょう。
 
 多くの人が、家にいることが多くなり、YouTubeが動画の画質を下げるなどの対策が必要なほどインターネットの利用量が増えているようですが、運動は免疫力向上に効果があるらしいので、ぜひこれからも山に行く人は行き続けられる環境であってほしい。

 北海道ではこれから春。今後も山に行くことができるようにできるだけ濃厚接触を避けて、手洗いをきちんとして登山を楽しみましょう。

 





2020年3月26日木曜日

【北海道山予報 2020/3/28-29 】週末の山はどこにいくべきか?

2020/3/26に確認した予想天気図


山のまこちゃんが考える、天気と行ったら良さそうな山を予報します。はずれたらごめんなさい。毎週木曜日に投稿する(目標)


【2020/3/28 土曜日】

 金曜日の雨予報が気になる。気温が札幌で最高気温12度で雨が降る。山の上でも雨降りそう。その後冷えて固まって場所によってはカチコチだ予想される。
 スキーアイゼン、アイゼンはもっておきたい。
 なお、春スキーで人気の山の暑寒別岳への道路は、4月12日(金)に開通予定。

 日本海側の天気は良いが、西風がとても強い。春になると日が長くなり、ラッセルもないためビッグマウンテンが狙える時期となるが、土曜日はきつい。
 標高を落として低山が良さそう。ザラメを期待して低山の南斜面がいいかな。西昆布岳とか、三国内岳とか良さそう。小喜茂別岳もいいかな。滑りを求めないなら、奥手稲山は樹林帯だから良さそうだ。
 
【2020/3/29 日曜日】

 全道天気が良さそう。西風がちょっと強い。道北は爆風だろう。上富良野あたりなら美瑛岳とか良さそう。羊蹄山もいいかもしれない。それ以外は土曜日と同じ。








2020年3月18日水曜日

【北海道山予報 2020/3/20-22 】週末3連休の山はどこにいくべきか?

3/18に確認した予想天気図

山のまこちゃんが考える、天気と行ったら良さそうな山を予報します。はずれたらごめんなさい。毎週木曜日に投稿する(目標)


【2020/3/20 金曜日】

北海道のど真ん中に低気圧ドーン!

気温が高く雨が降る。ガスガス。
山いかないほうがいいかな。。。。
どうしてもいくなら、標高高いところからスタートが良さそう。
旭岳の姿見駅まで徒歩で登る。ピークはいけない。
富良野ジャイアント尾根か。。。。重パウかなぁ。

【2020/3/21 土曜日】

 低気圧は北東に抜ける。日本海側が天気よくなり、風も弱い。気温が高い。
 ザラメを期待して南斜面を狙うべきか。。。西昆布岳良さそう。
 小喜茂別岳、喜茂別岳もいいかな。支笏湖の「幌平山」も良さそう。
 
【2020/3/22 日曜日】

 天気は弱く、風も弱い。南斜面のザラメ期待したい。標高低めの南斜面とか良さそう。
 西昆布岳良さそう。小喜茂別岳、喜茂別岳もいいかな。支笏湖の「幌平山」も良さそう。
 







2020年3月17日火曜日

【冬山】オプタテシケ山 トノカリ林道コース 左尾根ルート バックカントリー 山スキー


日が昇ってきた
------------------------------
山:オプタテシケ山
標高:2012.5m
活動距離:19.1km
高低差:1468m
累積標高上り/下り 1490m / 1490m
往路コース:トノカリ林道コース 左尾根
復路コース:トノカリ林道コース 左尾根
登り:7時間30分
下り:1時間30分
体力度:★★★★★
危険度:★★★★★
オススメ度:★★★★★
レベル:上級

トイレ:なし
トイレMAP:なし

登山口駐車場:3台程度
登山口駐車場のGoogle Map:https://goo.gl/maps/eQyh1YEarjucLt4x8

温泉:オソウシ温泉(600円)
温泉URL:http://osoushi.foodsnet.net/
温泉:MAP:https://goo.gl/maps/4tLvqk1P486xui1B7

YAMAP:https://yamap.com/activities/5847469 (2020/03/15)
------------------------------
 オプタテシケ山は十勝連邦に連なる山の一つで、 山頂付近は噴火により滑り落ちたことで、鋭い形の山容になっている。
 名前の由来はアイヌ語でop-ta-teshke(オプ=槍・タ=そこで・テシケ=はねかえった)。大昔、神様が恋争いをして投げた槍が、それて跳ね返ったという伝説があり、その伝説にちなんで付けられた名前がオプタテシケといわれているそうだ。
 前泊が必要なら「山の交流館とむら」に宿泊すると登山口まで近い。
 この山は山頂から登り返しほぼなしで滑ってこれるため下山は楽に滑ってこれる。
 ルートは爆裂沢の左尾根から登ると山頂まで真っすぐだが、爆裂沢を滑る場合はドロップポイントまで少し移動が長い。
 爆裂沢を滑ることを目的とする場合は右尾根ルートから登ると良い。
 今回は山頂まで最短距離の左尾根ルートを紹介しよう。






金曜夜札幌発で土曜日知床を満喫し、
山の交流館とむらに23時半着
荷物を乾かすひさぽんとサリー

登山口にて4:00スタート

途中に分かれ道があり、橋のある方を進む

オプタテシケ山が見えてきた

沢を登る

日が昇ってきた

靴擦れで苦しんでいるサリー

オプタテシケ山は傘雲がかかってしまった
しばらく沢を進む

この日は標高1100mくらいで尾根に登った



標高1300mほどでスキーアイゼン装着 
トムラウシ山方面



下ホロカメットク、上ホロカメットク方面

疲れ果てているひさぽん
その後ろを歩くサリー

靴擦れで苦しみながら登るサリー

この日はピークまでスキーアイゼンで登ってこれた
かなり珍しいパターンらしい

山頂手前

オプタテシケ山 山頂

山頂にて


途中から沢を滑る

沢の雪は良かった

下山後疲れ果てたひさぽん

下山後、もう一人のメンバーのお迎えを待つ


オソウシ温泉で秋田犬と戯れるサリー
 動画








北海道雪山ガイド(冬山)(スマホの場合はこちらをクリック)

Google MAPにて登山口までの情報と、各コースへの登山情報が得られます
主に山スキーを想定して記載しています。スプレッドシートの一覧表はこちら
※まだまだ情報は少ないです。現在も作成中

2020年3月16日月曜日

【冬山】ラサウヌプリ 【バックカントリー】

稜線の標高752m
—————–
山:ラサウヌプリ
標高:1019.4m
活動距離:18.7km
高低差:941m
累積標高上り/下り 1069m / 1069m
往路コース:陸嶺川コース
復路コース:陸嶺川コース
登り:5時間30分
下り:2時間
体力度:★★★★★
危険度:★★
オススメ度:★★★
レベル:上級

トイレ:なし
トイレMAP:なし

登山口駐車場:除雪最終地点
登山口駐車場のGoogle Map:https://goo.gl/maps/62b73TUmySqcfqBe8

温泉:オホーツク温泉 ホテル楠
温泉URL:https://primenet2010.biz/hotelkusunoki/
温泉MAP:https://goo.gl/maps/262ZEVrfpJPSRAMY6

YAMAPhttps://yamap.com/activities/5847452  (2020/03/14)
—————–
 ラサウヌプリは世界自然遺産に登録されている知床半島にある山で、北海道の山の中でも秘境として知られている。北北西にある岩頭部は「ラサウの牙」と呼ばれている。












最終除雪地点
登山口
事前に調べていたより2kmほど手前となった

ラサウヌプリへ!!


本来予定していた登山口
林道入り口

橋がある

作業道のような道があった

この日は先日の雨によりスノーブリッジは流れていたようだ
沢床を歩けないため斜面を長いことトラバースする
カリカリなためかなりきつかった

途中にはアップダウンがある沢がある



景色がよくなってきた
サリーと道東の山々

この日は雪が固くスキーが厳しいと判断
標高680mポコ近くの稜線でスキーをデポ
アイゼンとストックでの登りとなる

遠音別岳(おんねべつ)をバックに納豆巻きを食べるサリー

雪は固くしまっておりアイゼンで歩きやすい


アイゼンで歩くサリーとまこちゃん
仲間の極度の疲労によりザックを二つ持つまこちゃん


遠音別岳(おんねべつ)
稜線の標高752m


稜線の標高752mから一度コルへ下り、また上がる

最後の急登をアイゼンでザクザクと登る

上部はハイマツが出ている
この日は気温が低く踏み抜きはほぼなかった

左側はラサウヌプリ山頂
途中で休憩するひさぽん

ラサウの牙方面

ラサウの牙はこれ
小さくポツンと見える


山頂にて遠音別岳(おんねべつ)をバックに
左からサリー、まこ、にっしー、ひさぽん、しんちゃん


山頂でザックを下すサリー

左がにラサウの牙
真ん中奥が遠音別岳(おんねべつ)

遠音別岳(おんねべつ)、羅臼岳方面


帰りの稜線歩きとサリー

帰りの景色も最高だ


下山後にサリーのわかままで野付半島へ夕日を見に行った


動画はこちら