2020年9月25日金曜日

【沢登り】関内川~白水岳、夏道下山コース

 

最初の難所 三段の滝
3段目までは簡単だが最後の抜け口が怖い
ツルっと滑っていきそうなので、
ハーケンやカムを打ちたい

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山:白水岳(しろみずだけ)
標高:1136mまで
活動距離:14km
高低差:986m
累積標高上り/下り 1195m / 1135m
往路コース:関内川
復路コース:平田内コース(白水岳夏道コース)

登り:7時間
下り:3時間30分

体力度:★★★★☆
危険度:★★★☆☆
オススメ度:★★★☆☆
レベル:中級

トイレ:セイコーマート熊石店(6時~23時)
トイレMAP:https://goo.gl/maps/NcX3AgNiqR5hwFh99

駐車場:関内川登山口は駐車帯 2台程度

駐車場のGoogle Map:https://goo.gl/maps/yshZknDxji3ExTDW7


温泉:平田内温泉熊の湯
温泉URL:https://hikyou.jp/report/dayuse/53063/
温泉MAP:https://goo.gl/maps/38dcDeXZpijvTbAp6

YAMAP:https://yamap.com/activities/7835366 (2020/09/06)

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 関内川は白水岳の南西に流れている川で、白水岳夏道登山口には、無料の混浴露天風呂、平田内温泉熊の湯がある。着替える場所があるため、水着があれば女性でも気軽に入浴可能だ。

 白水岳へと続く夏道には、白泉岳(1043m)、南白水岳(1122m)、中白水岳(1124m)のピークがあり、少しきついアップダウンがある。この夏道の平田内コースは、2009年を最後に、登山道の整備がされず、廃道となっていた。(「北海道夏山ガイド」の最新版からも削除されている。)

しかし、地元の有志の方々による開削の結果、2020年に夏道が復活した。継続的に維持管理をする団体ではないため、登れても2021年が限界かもしれないとのこと。

 白水岳へいく沢はほかに平田内川があるが、今回は関内川から上り、白水岳の夏道を下山するコースを紹介する。関内川は「北海道の山と谷」では!!のグレード。レベルは中級としたが、ハーケンやカム、ロープを使用しないと厳しい箇所もある。少し難しい滝が多く、登攀要素が多い沢だ。

 ここでは車2台を利用する。1台は白水岳夏道登山口、平田内温泉熊の湯に駐車し、もう一台で関内川の登山口へと向かう。途中の林道は普通車で十分通過できる道だ。

この沢はコケが多く、フェルトの方が歩きやすい。



 

ゲート手前の駐車スペース

この林道を歩いていく

ゲート
珍しくナンバー式ではない普通の鍵が必要なタイプであった

30分ほど林道を歩くと橋がある
奥の右側から入渓する

この橋の終了点付近から下降する

橋の下に降りるとすぐ入渓だ

最初の小滝

右岸からヘツるのが良い

左岸からヘツっていける

少しヒヤっとする高巻きもある

簡単な2段の小滝



最初の難所 三段の滝
2段目までは簡単だが最後の抜け口が怖い
ツルっと滑っていきそうなので、
ハーケンやカムを打ちたい

3段の滝
この最後の抜け口が滑って怖い
確保されていれば安心してハイステップでいける



倒木を使って簡単に小滝を抜ける




最後の核心
ここもツルっと滑りそうな滝で怖い
やっぱりハーケン、カムがないと抜けるのは難しい
ちなみにここで私は滑って落ちたが、ハーケン打っていたので助かった

F2の抜け口

沢筋に沿って行けば、藪漕ぎは30分もかからない

稜線にでると素晴らしい景色

白水岳山頂にて

さぁ、夏道下山だ。


中白水岳ピーク
標識のあるところは景色がよくない

アップダウンを乗り越えて
南白水岳
やはり眺望はない

ここに来ることには疲れているかも
白泉岳
ここは眺望がないが、途中は良い景色がある

夏道に下山


動画はこちら