2017年11月21日火曜日

氷雪登山(滑走はしないスタイル)  ※スノーシュー登山


バックカントリー、滑走はしない冬山登山。スノーシューだけの登山。ここでは氷雪登山と呼ぶことにします。
このスタイルで登る場合の装備を紹介します。

ウェアやどのようなスタイルでも共通する装備は以下の記事をご覧ください。

関連記事:

冬山登山装備(共通 ビーコン等)  

冬山登山服装(レイヤリング)

【スノーシュー】

必須装備となります。
スノーシューは様々なものがありますが、選ぶ時には以下の5つのポイントがあります。頻繁に買い換えるものではないため、今後どういうことをしていきたいのか見据えつつ、選ぶと良いでしょう。

を大きく分けて平地用と山岳用があります。
選ぶときは必ずヒールリフターがついている山岳用のものを選びましょう。
これは傾斜がある斜面を登る時に踵をあげて楽に登ることができる機能です。

Point1:平地用か山岳用か(ヒールリフターの有無)



 スノーシューには平地用のものと、踵を上げることができるヒールリフターがついている山岳用があります。選ぶ時には必ずヒールリフターがついているものが最低条件になります。

Point2:どの程度の山にいくか?爪の多さ

スノーシューは雪に沈まないためのものでもありますが、硬い斜面で滑らないようにするためのものでもあります。
季節や天候、場所によって深雪だったりカリカリ斜面だったりします。
このカリカリ斜面のときに爪の多さで顕著に差が出ます。
 例えば、MSR LIGHTNING ASCENTは爪が多くてカリカリ斜面でも楽に登れますが、TUBBSの16RDGだと滑って同じところが登れないということが起こります。一歩間違えば転倒、滑落の可能性もあります。
 爪は多い方が安全性が高いです。

Point3:重さ

価格の高い軽量モデルか安い少し重めのモデルか、これも悩むポイントです。
 雪山では夏に比べて装備が増えて重くなります。そのためできるだけ軽くするようにしたいところです。体力に自信がない場合は奮発して軽量モデルを買いましょう。そうしないと仲間についていけなくなります。


Point4:スノーシューの大きさ、22インチ、24インチ、28インチなど

スノーシューにはインチ単位での大きさがあります。サイズ展開は2サイズか3サイズあります。
この大きさは足の大きさではなくて、耐荷重と浮力に影響します。
 まず耐荷重については、自分の体重+装備の体重を計算しましょう。装備は冬であれば少なくとも10kgは持つと思っていいでしょう。
 次に浮力ですが、大きいほど深雪での浮力は上がります。その代わり大きい分重くなります。歩く時にその大きさが仇となり歩きにくくなる場合があります。
 いつでも深雪とは限らないため、大きいサイズか小さいサイズか迷ったら小さい方を選んだ方が間違いありません。


Point5:ザックに取り付けた時にかさばらないか?

スノーシューの中でもバックカントリーモデルのものはザックに取り付けるときにかさばらないものがあります。MSR LIGHTNING ASCENTはその典型です。
 これが重要になってくるのは、スノーボードでバックカントリーをするときです。
 横向きで滑るのでザックに取り付けたスノーシューが飛び出ていると木に引っかかることがあります。
 そのため、スノーボードでのバックカントリーをやってみたいという方はザックいん取り付けたときにかさばらないものを選ぶことが重要です。

・スノーシューまとめ

スノーシューの購入はかなり悩むところですが、MSR LIGHTNING ASCENT(エムエスアール ライトニングアッセント)を選べば、どのような場面でも使いやすく軽量で、間違いありません。
 予算が厳しいけど体力でカバーする!という場合は以下のTABBSやATLASのエンデバーを選べば十分使えます。





【冬用登山靴(アルパインシューズ)】

本当に簡単な山なら3シーズン用の靴でもいけますが、足が冷たくなります。
ある程度の山になってくるとしっかりした冬用の登山靴がないと足が凍傷、切断なんてことにもなりかねないので必ず用意しましょう。
 冬用の登山靴にはコバと呼ばれる前後に外側にはみ出た部分(エッジとも)があります。モデルによって、後ろだけにコバがあるもの、前後にコバがあるものがあります。
 カカトだけにコバがあるものは「セミワンタッチアイゼン」を装着することができます。
 つま先とカカトにコバがあるものは「ワンタッチアイゼン」を装着することができます。
 アイスクライミングをやりたい場合や、「ワンタッチアイゼン」をスキーの兼用靴にも使いたい場合は前後にコバがある靴が必要になります。
 基本的には夏用の登山靴と重要で、「自分の足に合うもの」を探しましょう。必ずお店で自分の足にあっているかどうかを確かめてから購入しましょう。

・セミワンタッチ アイゼンが装着可能


・ワンタッチ アイゼンが装着可能(アイスクライミングにも使用可能)



【ゲイター(スパッツ)】

ゲイターは必ず冬用のものを使いましょう。冬用のものはアイゼンを引っ掛けても破けないようになっています。夏用のゲイターでアイゼンを使用したらボロボロになっていまいます。保温性も違います。




【アイゼン】  

登山靴につけるアイゼンです。
10本〜12本の平爪のものが必要です。必ず登山靴と合うかどうかを確かめましょう。外れたら死にます。

   




【ピッケル】  

雪山登山で使うピッケルです。滑落停止や杖として使うために使います。
ストックで足りることが多いため、よほど硬い雪面でなければ使いません。
ストックが刺さらない硬いところになってようやく活躍します。

長さはもったときに下の先っぽが踝くらいにの位置になるものを選びましょう。

   

【ピッケル リーシュ】

ピッケルを落としてしまわないようにするために必ずリーシュをつけます。カラビナのスリングで作ることもできますが、わからない場合専用のものが良いです。






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スノーシュー登山動画



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