2018年7月12日木曜日

真夏の低山対策について



登山は、春は低山を登り、夏は標高の高い山、そして秋にはまた標高を下げて登るのがベストです。
それは標高をあげれば真夏でも涼しく、寒くなれば標高を下げた方が暖かいからです。

そのため、季節に合わせて登るのが良いのですが、真夏に低山を登ることになった場合の対策、注意点についてお話します。

【熱中症】

なによりもこの危険性が高いです。
真夏の低山登山は非常に汗をかいて、水分不足になりがちです。

・対策1 水はたくさん持つ


水の量は、気温、標高、年齢、体格、体質、途中で水を得られるかどうか等、様々な要因によってかなり個人差があります。そのため、一概にはどれくらいの量が良いかというのはかなり難しいです。

しかし、そんな中でもあえて目安を言うと「登り1時間につき1リットル」です。

登り2時間の山なら2リットル。
5時間の山なら5リットルとなりますが、正直多いですよね。しかし初心者がこの程度の山に登れるようになる頃には自分に必要な水の量が自然とわかるはずです。

水は少ないと危険な状態なりますが、多ければ捨てればいいのです。そのため、多めに持ちましょう。

・対策2 スポーツドリンクも持とう!でもスポーツドリンクだけは絶対ダメ


飲み水が1リットル必要なら半分はスポーツドリンクを持った方が良いです。
汗を掻くと塩分も出ていくため、塩分と糖分を吸収できるスポーツドリンクは必須です。

しかし、スポーツドリンクだけを持っていくと、今度は塩分過多になり、逆に喉が乾きます。
水とスポーツドリンクを半分ずつくらい持っていくようにしましょう。

・対策3 凍らせた500mlのペットボトルを複数持っていこう

凍らせたペットボトルを持っていくことで暑いときに両脇に挟むと体温を下げることができます。飲んで体内から下げるだけでなく、体の表面からも下げることで快適な登山をすることができます。
凍らせたペットボトルを持っていく場合は水濡れしてザックが重くなるため必ずペットボトルカバーを持っていきましょう。

もし、お金に余裕があればこのCAMELBAK(キャメルバック) アンボトル 3.0 L に氷とたくさん入れれば、長時間冷たい水をいつでも手軽に飲むことができます。楽ちんです。




【アブ】

夏はにっくきアブが出現します。
ハチは基本的に巣に近づかなければ刺されることはありませんが、アブは血を吸いに狙ってきます。毒はありませんが、肉を引き裂いて血を吸うのでものすごく痛いです。それにとても腫れます。

そんなアブの対策としてはパーフェクトポーション50mlを使うのも有効ですが、一番効果があるものは森林香10巻+携帯防虫器セットです。

欠点としては衣類やザックが煙臭くなりますが、これをつけるとアブはなかなか寄ってきません。アブにお困りの場合にはとてもオススメです。





【まとめ】

・水は多めに持つ。目安は登り1時間につき1リットル
・水とスポーツドリンクの500mlを半分ずつくらい持って
・虫除けは必須装備

動画はこちら





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