2016年10月28日金曜日

紙の地図を読もう!地図読み講習② ~磁北線を引こう~

【磁北とは】

コンパスの赤い針が指す北は、真北ではない。
赤い針は磁北と呼ばれる方角を指している。
そのため、赤い針を真北と信じて進むとずれが生じる。
この真北と磁北のずれを「偏差」という。
地図とコンパスを使うためにはまず地形図に磁北線を書く必要がある。

【磁北線の書き方】

ベースプレートコンパスを使った方法

詳しくは動画にて








【地域や時間による偏角(西偏)の調べ方】

国土地理院の地形図に記載されている西偏を調べる
今回の動画の場合9度50分

※この角度は地域、時間によって変化する。だいたいは地図を見れば問題ないが、あまりにも古い場合や、西偏が記載されていない場合は以下サイトで確認することができる。

http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/geomag/menu_04/index.html


なお、偏角は10進法ではなく、60進法。

この「進法」とは何か?というのはここでは割愛する。詳しくはこちらのサイト等を見てほしい。


9度50分は60進法のため、

公式

9度(A)+50分(B)÷60

9+50÷60=9.833333

結果、ほぼ10度

つまり360度から10度を引いた数値350度に合わせる。

これが面倒だと思った方はこちら

地図を磁北線つきでネットで印刷する方法



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